本文へジャンプ   「町並彩歩」・水彩画  伊藤 隆(画游人)のスケッチ
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中部地方の風景

静岡県 富士市 大淵笹場 茶畑  2023.11.12  【38×56cm】 アルシュ細目
これは、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で描いたもの。今回は「富士山を描こう」という初めての企画。三日目の最終日に箱根町大涌谷でなんとか富士山を望むことが出来て一枚描いた。その後、帰路につき新幹線に乗る静岡駅を目指すことにしたが、途中、当初予定していた10ポイントの一つ「大淵笹場の茶畑」に寄ることにした。幸いにも少し裾野あたりを望めたので、早描きした。しかしこの景色も雲が流れて刻々と眺めは変わっていき、見えていたのは、ほんの30分程度だった。初冠雪の後、暖かくなって消えたようだが、運よく前日に降ったようで、白い部分を観ることが出来た。茶畑越しの束の間の富士山も最高の風景だった。昼食のコンビニおにぎりは描き終わった午後3時ごろに食べることになったが、満足した。
描き終えて : 目的の富士山を大涌谷と大淵笹場の二か所で描くことが出来て納得した。
鳥羽市 安楽島町 ホテルから その2   2023.4.16    【19×28cm】  モンバルキャンソン中目
この日は、久しぶりの旅行で伊勢、鳥羽に来てみた。前日は雨に降られて残念な一日だったが、翌日は朝から晴れて気持ちのいい天候になった。余りホテルから描くことはないが、高台に位置して眼下に真珠の養殖の筏が見えたり、向かいの坂手島や遠く見渡すと海の雰囲気が良かったので、折角だからちょこっとスケッチしてみた。描いた後、いい眺めだなと思って、欲張ってもう一枚よく似た構図で描いてみた。気楽にさらっと描き取ることが出来たらいいなあと感じた。
描き終えて : 旅の思い出に少しでもなったかなと思った。
鳥羽市 安楽島町 ホテルから その1   2023.4.16    【19×28cm】  モンバルキャンソン中目
この日は、久しぶりの旅行で伊勢、鳥羽に来てみた。前日は雨に降られて残念な一日だったが、翌日は朝から晴れて気持ちのいい天候になった。余りホテルから描くことはないが、高台に位置して眼下に真珠の養殖の筏が見えたり、向かいの坂手島や遠く見渡すと海の雰囲気が良かったので、折角だからちょこっとスケッチしてみた。描いた後、いい眺めだなと思って、欲張ってもう一枚よく似た構図で描いてみた。気楽にさらっと描き取ることが出来たらいいなあと感じた。
描き終えて : 旅の思い出に少しでもなったかなと思った。
岐阜県 大垣市 赤坂宿 矢橋家住宅     2022.8.23    【28×38cm】   アルシュ細目
この日は、友人達とドライブ&スケッチ。午前中は初めて養老の滝に行って描き、大垣市内で休憩した後、折角だからもう一か所行くことにした。ここは、中山道の赤坂宿。この屋敷は、矢橋家住宅で十六銀行(前身は赤坂銀行)の創業者の屋敷で国登録有形文化財になっている。天保4年(1833年)の建築で江戸時代末期の地方都市における大型町屋の特徴がよく表れている。陽が傾きかけても、暑さと日差しは厳しいなかで、素晴らしい建物に魅せられて頑張って描いてみた。通りすがりの地元の方にも愛想よく声を掛けてもらいながらなんとか描き上げた。本当にすごい和風の建築物で来てよかったと思った。
描き終えて : 思うように描けなかったが、終わってみれば、有意義な一日だった。
岐阜県 養老郡 養老の滝         2022.8.23    【28×38cm】    アルシュ細目
この日は、友人達とドライブ&スケッチ。目指すは伊吹山頂からの大パノラマの予定だったが、トラブルがありドライブウェイは閉鎖。仕方なくもう少し足を延ばして、初めて岐阜県の養老の滝まで。結構山奥にあるが、車で近くまで行くことは出来た。揖斐関ケ原養老国定公園の養老公園内にあって木曽川水系の滝。落差約32m、幅4mで日本の滝100選に、また菊水泉として名水100選にも選定されている。天候は曇天だったが、木々に周りを囲まれてひんやりした空間。細かい水しぶきの中でなんとか着彩までやってみた。
描き終えて : 滝を描くのは初めてだったが、水流を絵にするのは難しいものだ。
亀山市 関宿 中町の町並        2021.11.20     【38×56cm】    アルシュ細目
ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で、今回は三重県亀山宿から関宿を巡る行程。二日目は、東海道53次の47番目の宿場町、関宿を訪れた。東西1.8キロメートルに江戸時代から明治時代にかけて建てられた200軒近くの町家が残ることから、昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。通りのどこを切り取っても絵になる構図である。これは、西方向へ緩く右カーブし、奥に地蔵院が見える中町あたりの町並。朝一番なので観光客はまだ少なくゆっくり描くことが出来た。
描き終えて : 快晴の天候に恵まれ久しぶりの関宿を満喫できるスタートとなった。
亀山市 亀山宿 旧舘(たち)家住宅あたり その2    2021.11.19 【38×56cm】    アルシュ細目
この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で、今回は三重県亀山宿から関宿を巡る行程。初日は亀山宿を訪れ、加藤家屋敷跡の長屋門や旧舘(たち)家住宅(枡屋)あたりを描いた。2枚描いた後、もう日暮れまで散策する時間がなかったので、旧舘家住宅を角度を変えてもう一枚描くことにした。色あい的にも地味な仕上がりになった。
描き終えて : 亀山宿で予定していた2か所を描くことが出来て納得した。
亀山市 亀山宿 旧舘(たち)家住宅あたり     2021.11.19 【38×56cm】    アルシュ細目
この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で、今回は亀山宿から関宿を巡る行程、最初に亀山宿を訪れた。亀山宿は、江戸時代には東海道53次の46番目の宿場町であったが、今はその当時の主要な施設は残ってないようだった。しかし、随所にその面影はあった。到着後午後になったが、早速散策して構図を探した。これは、加藤家屋敷跡で、加藤家は江戸後期の城主の家老職でこの長屋門は江戸時代武家建築の状況を示す貴重なもの。立派な長屋門なので、大き目の紙で描いてみた。
描き終えて : 殆ど現場で着彩したが、もう少し周辺まで入れて描くべきであった。
亀山市 亀山宿 加藤家屋敷跡あたり      2021.11.19     【38×56cm】    アルシュ細目
この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で、今回は亀山宿から関宿を巡る行程、初日は亀山宿を訪れた。亀山宿は、江戸時代には東海道53次の46番目の宿場町であったが、今はその当時の主要な施設は残ってないようだった。しかし、随所にその面影はあった。到着後午後になったが、早速散策して構図を探した。これは、加藤家屋敷跡で、加藤家は江戸後期の城主の家老職でこの長屋門は江戸時代武家建築の状況を示す貴重なもの。立派な長屋門なので、大き目の紙で描いてみた。
描き終えて : 殆ど現場で着彩したが、もう少し周辺まで入れて描くべきであった。

名古屋市 緑区 有松の町並 その3     2019.4.4    【38×56cm】        アルシュ細目


この日は、絵游会の有志と名古屋市の有松へ。
有松の町並を服部家、竹田家住宅あたりで2枚描いた後、帰りの時刻午後5時までまだ時間があったので、最後に小塚家住宅あたりを描いた。卯建(うだつ)のあがる主屋が特徴的で文久2年(1862)建造。明治期まで絞商を営んでいたようだ。街道がこちら側にゆるやかに下る構図。短時間スケッチで仕上げてみた。
描き終えて : 有松は町並み保存が行き届き素晴らしい町並だった。大き目の紙に着彩までしたので3枚しか描けなかったが、なんとか雰囲気は掴めたかなと思っている。

名古屋市 緑区 有松の町並 その2     2019.4.4    【38×56cm】        アルシュ細目


この日は、絵游会の有志と名古屋市の有松へ。
有松は有松絞りで発展したところで、ゆるやかに曲がった東海道約800mの町並。到着後服部家住宅あたりを描き、昼食後も絞商の立派な建物を描くことにした。ここは竹田家住宅あたりで、主屋は江戸末期建造。明治から大正にかけて整備された土蔵群や洋間、書院座敷、門、塀などが現存するようだ。向こう側へ少し下る町並でどちらから描くか思案した結果、この構図で描いてみた。
描き終えて : ここでも素晴らしい町並に圧倒され、構図選びに戸惑った。ここからは、手前の門屋あたりが大きくなりすぎて、この建物のメインである主屋部分や妻入の蔵などが小さくなった。

名古屋市 緑区 有松の町並     2019.4.4    【38×56cm】        アルシュ細目


この日は、絵游会の有志と名古屋市の有松へ。
JR青春18きっぷを使ってここまでやってきたが、到着したら11時過ぎ。有松は、東海道の鳴海(なるみ)宿と池鯉鮒(ちりゅう)宿の間に尾張藩によって開かれたところで、絞り染め(有松絞り)で発展してきた。平成28年7月に重要伝統的建造物群保存地区に選定され、今も繁栄した往時の豪商の建物が残っている。ここの左の建物は、服部家住宅で寛永2年(1790)に創業した絞商。折角だから昼食前に頑張って1枚描くことにした。観光客は少なく描きやすかった。
描き終えて : 素晴らしい町並に出会って少し興奮気味だったが、大き目の紙に描いてみた。雰囲気を捉えることだけ考えたが、上手く表現出来なかった。

伊勢市 伊勢神宮 内宮 おはらい町通り  2013.1.23  【約19×28cm】


伊勢神宮は、今年、20年に一度の社殿jを造り替える一大祭である式年遷宮にあたり、内宮のおはらい町通りも特に人出が多かった。
参拝は、願い事をするのではなく、これまでの事に感謝して、これからの事の決意の場であると
聞かされたように思う。
小学校の修学旅行以来で神聖な気持ちになった。残念ながら、生憎の雨模様となり、ゆっくり描くことは出来なかった。

静岡県 富士市 田子の浦港からの富士 2011.10.9  【28.0×39.5cm】


山部赤人の「田子の浦ゆうち出てみれば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」の碑があるここ田子の浦港から見る富士山であるが、富士山の周りに次から次と雲が現れ、どんどん変化していく。
時間の経過とともに、色々な顔を持つ富士山。初めて描く富士山だったが、頂上が見え隠れして本当に描きにくいものであった。

長野県 安曇野 碌山美術館 1989.9.24  【38.0×56.5cm】


彫刻家 萩原守衛(碌山)の生地、安曇野に、作品と資料を永久保存し、一般公開するために誕生したとのことである。
安曇野のシンボル的な美術館で、ツタの絡まる赤レンガが印象的であった。
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