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四国地方の風景
香川県 丸亀市 本島 笠島の町並その3 2019.11.9 【28×39cm】 アルシュ細目 |
これは、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で描いたもの。四国丸亀市からフェリーで30分くらいの瀬戸内海の塩飽本島。同島の北東端にある小さな港町「笠島」で、気に入った町並を2枚描いた後、帰りのフェリーまでもう少し時間があるので、もう1枚描くことにした。同じ「東小路(とうしょうじ)」通りで、ここも千本格子の窓をあしらい、本瓦葺きで土壁を厚く塗った町屋形式の住宅がひしめきあう美しい町並。左の建物は、数少ない妻入りの建物で、現在は「文書館」として公開されている。本当に江戸から戦前の名残をとどめる笠島の町並には感動したが、家々の格子に飾られていた一輪挿しにも「温かい思いやり」を感じた。
描き終えて : 半日だけの滞在だったが、描きたい風景を描いて満足した。 |
香川県 丸亀市 本島 笠島の町並その2 2019.11.9 【38×56cm】 アルシュ細目 |
これは、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で描いたもの。四国丸亀市からフェリーで30分くらい瀬戸内海の塩飽本島。同島の北東端にある小さな港町「笠島」は、国の重要伝統的建造物群保存地区。海岸線を平行する「マッチョ通り」で一枚描いた後、同じ場所で南を向いて今度は「東小路(とうしょうじ)」通りを描いてみた。ここからも絵になる素晴らしい構図で、落ち着いて描くことが出来た。左上に確かミカンだと思うがたくさん生っていた。
描き終えて : この笠島集落は本当に素晴らしい町並で、嬉しくなって描いた。 |
香川県 丸亀市 本島 笠島の町並 2019.11.9 【38×56cm】 アルシュ細目 |
これは、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で描いたもの。二泊三日の初日は列車で四国丸亀市まで行き、早速フェリーで30分くらい瀬戸内海の本島というところへ渡った。ここは、大小28の島々からなる塩飽諸島の中心である。周囲約16kmの島で、優れた造船・操船技術を誇った塩飽水軍の根拠地で往時を物語る多くの寺社仏閣も残っている。フェリーを降りて、レンタサイクルに乗り換え本島の北東端にある小さな港町、笠島まで。国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている集落で、今なお江戸後期から戦前にかけて建てられた建物が100棟くらい残っていた。最初は気に入った構図で描いてみた。
描き終えて : 素晴らしい町並に圧倒されてプレッシャーがかかった。 |
高知県 四万十市 勝間沈下橋あたりその2 2013.11.25 【約19×28cm】 |
勝間沈下橋を上流向いて描いた後、振り返ると穏やかな川の流れと、澄みきった色に魅せられて原風景を描いてみた。
日本最後の清流と言われる196kmの四万十川、四国最長の大河。 |
高知県 四万十市 勝間沈下橋あたりその1 2013.11.25 【約19×28cm】 |
佐田沈下橋を描いた後、10数Km上流の勝間沈下橋に来た。昨秋、テレビ放映されたドラマ「遅咲きのヒマワリ」は、四万十川の雄大な自然の中で撮影され、この沈下橋もロケ地の舞台になったところ。
山が迫り秋色に彩られ、ちょうど橋のところで四万十川が蛇行していて、いいアングルだった。 |
高知県 四万十市 佐田沈下橋あたり 2013.11.25 【約19×28cm】 |
錦秋の時期に四万十市を訪れた。今夏41℃を記録し日本一暑い町として全国的に有名になった。
最後の清流四万十川も夏には水量が減り、魚の生態系にまで影響が出たようだ。
川が増水すれば沈むことから「沈下橋」と言われていて、一番下流にある佐田沈下橋あたりの秋色を短時間スケッチした。 |
愛媛県 内子町 八日市・護国の町並 2012.2.22 【28.0×39.5cm】 |
八日市・護国地区は、大洲と松山を結ぶ街道沿いに発展した町。
八日市の由来は、中世からここで市が開かれていたので、地名になったようである。
江戸時代後半から木蝋生産で栄え、この町並が今に残っている。
18年前に、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのメンバーと夜行バスで訪れたことを懐かしみながら、あいにくの雨となった想い出の地で、軒先を探し、お借りしながら描いたものである。 |
徳島県 美馬市 脇町 うだつの町並 2012.2.21 【19.0×28.0cm】 |
脇町は、かつては藍商の町として、江戸から明治時代に大変栄えたところである。
その名残として、特徴的なのは、防火用の袖壁「うだつ」を備えた歴史ある日本家屋が建ち並び、昭和63年12月16日重要伝統的建造物保存地区に指定された。
周囲は、吉野川と山に囲まれ、美しい自然に心が癒される町である。
余り時間がなくて、短時間スケッチしたものである。
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愛媛県 内子町 八日市護国の町並 2012.2.22 【28.0×39.5cm】 |
八日市護国の町並は、木蝋と白壁の町。
昭和57年(1982年)、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、約600mの通りに、約120棟が建ち並び、約90棟が伝統的な民家で、浅黄色と白漆喰で塗り込められた壁や、なまこ壁が特徴的である。
寒さに加えて、あいにくの雨の中、軒下を探して短時間にスケッチした。
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愛媛県 内子町 内子座 2012.2.22 【19.5×27.5cm】 |
内子座は、大正5年(1916年)2月創建の木造2階建の劇場である。
昭和60年10月、老朽化し、取り壊されるところを町民の熱意で、娯楽の殿堂として復元し、劇場として再出発した。
京都 先斗町のお店「長竹」さんが、今回、落語と狂言を、ここ「内子座」で開催するというツアーを企画されたので、私も喜んで参加させていただき、その時に描いたものである。
しかし、当日は、残念ながらあいにくの雨模様になったが、劇場内は、落ち着いた雰囲気で風情があり、公演は趣のあるものであった。
幟の一部には、「長竹」さんの名前を入れさせていただいた。
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愛媛県 内子町の町並 1994.9.15 【38.5×56.0cm】 |
ハゼの流通で財をなした商家が建ち並ぶ町並と木猟と白壁のまちである。
ここは「八日市護国地区」で昭和57年に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。
ぐるーぷのスケッチ旅行で、大阪から夜行バスで訪れ、素晴らしい町並に感動したことを覚えている。
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