久しぶりのスケッチ旅行。前日大阪南港からフェリーで新門司港に着き、最初のスケッチ場所のJR門司港駅に到着。この駅は素晴らしい建物で、大正3(1914)年2月1日に旧門司駅として開業。左右対称のネオ・ルネッサンスの木造建築で、昭和63(1988)年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定された。その後、老朽化等もあり、平成31(2019)年、約6年の保存修復工事を経て、創建当時の現在の姿に復元された。どのアングルにするか考えた挙句、正面に座った。しかし、やはり圧倒されてしまい、また周辺には描きたいレトロな建物が沢山あるので、とにかく感じたままを短時間に描きとめることにした。駅舎の奥には垂直にホームが伸びていたが、タイムスリップしたかのような風情のある雰囲気だった。手前の広場の真ん中あたりで、定期的に噴水が出ていたが、描いている間には出会わなかった。
描き終えて : この後、次の歴史ある建物へ急いだ。
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