本文へジャンプ   「町並彩歩」・水彩画  伊藤 隆(画游人)のスケッチ
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奈良の風景


奈良市 高畑町 新薬師寺あたり 初夏    2024.6.15   【38×56cm】  アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会。2018年の秋以来6年ぶり、奈良市高畑町に来てみた。午前中は、新薬師寺あたりで一枚描いて蕎麦屋で昼食タイムにした。午後も同じ高畑町で構図を探し、今度は6年前にも描いた志賀直哉旧居あたりを反対側から描くことにした。右側が同旧居で志賀直哉自身が設計し、昭和4年から13年までの10年間家族とともに過ごしたところ。左側は、「高畑サロン」として有名なところで、志賀直哉を訪ねて多くの文人、画家が好んでここ「高畑」に集い語らい合ったようだ。この絵には無いが、敷地内には足立源一郎画伯が大正8年、南仏プロバンスの田舎家を模して建てられた洋館があり、ヒマラヤ杉を通じて志賀邸と一体となる風景を醸し出したようだ。この通りにはアーティストの人生が行き交ったようでいい風景だった。
描き終えて : この後、メンバーとともに「高畑サロン」でコーヒーブレイクにした。


奈良市 高畑町 新薬師寺あたり 初夏    2024.6.15   【38×56cm】  アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会。2018年の秋以来、奈良市高畑町に来てみた。6年ぶりに懐かしい風景に出会い、町並の変化をチェックしてみた。ここは左手が新薬師寺あたりで、以前は奥からこちらを向いて描いていた。右側の石積土塀に傷んでいるところがあって残念だったが、その部分は外した。高畑町は、閑静な住宅地で落ち着いて描くことが出来る。時折この辺りにも外国人観光客の姿があって歴史のある町並を感じているようだった。描いていると新薬師寺の境内にある木「タイサンボク」の葉っぱが落ちてきた。黄色や茶色の凄くしっかりした分厚いもので、持ち帰って飾りにしようと考えて、鞄に十数枚入れた。2時間余りで大き目の紙になんとか雰囲気は掴めた。
描き終えて : 季節は違うが、同じところでまた描くことが出来て幸せ。この後、近くに美味しい蕎麦屋を見つけたので、向かうことにした。


奈良市 奈良坂あたり       2024.3.19  【28×38cm】  アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会。午前中は、旧奈良監獄(旧奈良少年刑務所)あたりを描いて近くの植村牧場でランチタイムにした。午後は、この近くの「奈良坂」界隈を散策して描くことにした。「奈良坂」とは、植村牧場の向かいが花の寺として有名な「般若寺」で、その門前を通る街道が、奈良と京都を結んでいる京街道の旧道になり、奈良市街地から出る坂道のことである。名前のとおり何度か緩やかに上がり下りする道であった。そこで、街道沿いを散策して町家の風景を探して、500mくらいを往復してみてここに決めた。ここからは、左手に「鹿せんべい」の暖簾が掛かっていて、なんとなく風情が感じられる町並の風景だったので描いてみた。
描き終えて : この後、それぞれバスや徒歩で近鉄奈良駅まで戻り、反省会を行うことにした。


奈良市 旧奈良監獄あたり       2024.3.19  【28×38cm】  アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会。近鉄奈良駅からバスで10分くらい。初めて旧奈良監獄(旧奈良少年刑務所)を訪れた。明治41年(1908年)竣工の建築物なので、耐震性の問題などにより2017年に閉鎖された。今は、星野リゾートが2026年春までの開業を目指してホテルや監獄史料館を運営する予定のようで工事が進んでいた。ロマネスク調様式の表門(正門)は素晴らしいもので、バイクや車が来て、正門前で記念写真を撮っている姿があった。どこから描こうか思案した結果、正面からは工事中の建物の屋根が見えたり、周囲の塀なども工事中で描きづらい感じだったので、少し離れて遠目から望んで描くことにした。観光客などは殆どなく、静かでゆっくり描くことが出来た。
描き終えて : この後、すぐ近くに明治16年創業の植村牧場があり、ランチタイムにした。


宇陀市 大宇陀 上町通り その3   2024.3.16  【28×38cm】  アルシュ細目
 



ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で2年ぶりに大宇陀に。ちょうど同じ時期にこの「宇陀松山重要伝統的建造物群保存地区」に来てみた。午後もカーブのある構図で一枚描いた後、帰りのバスまで時間があったので、最後に酒屋のある風景にした。ここも右カーブしていて右側が酒屋である。描いていると近所の方が来られて雑談しながらのスケッチになる。描き終わって、悠彩会Oさんのオススメの「生?のどぶ」というにごり酒を買って帰ることにした。日本酒も好きな私は、リュックが重くなったが、この日の疲れは軽くなった。
描き終えて : この日は、好きな構図で好天に恵まれ、4枚描くことが出来て満足した。


宇陀市 大宇陀 上町通り その2   2024.3.16  【28×38cm】  アルシュ細目
 



ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で2年ぶりに大宇陀に。ちょうど同じ時期にこの「宇陀松山重要伝統的建造物群保存地区」に来てみた。午前中2枚描いて、午後もいい天気が続いていたので同地区の町並に絞って描くことにした。午前中の場所からまた南側に移動した。ここでも今度は右側にカーブする好きな構図に出会えた。同地区は、どこを見ても絵になる雰囲気で有り難い。心地よい状態でゆっくりと楽しんで描くことが出来た。
描き終えて : 帰りまで時間的にまだ余裕があったので、この後酒蔵のある場所までさらに移動した。


宇陀市 大宇陀 上町通り その1   2024.3.16  【28×38cm】  アルシュ細目
 



ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で2年ぶりに大宇陀に。ちょうど同じ時期にこの「宇陀松山重要伝統的建造物群保存地区」に来てみた。天候に恵まれて最高。最初に上町通りの少し南側の「都司家住宅」あたりで描き、昼までにもう一枚。今度は少し北側に移動すると、町並がいい感じにカーブしていて好きな構図だったので、ここにした。近くのお店の店主もここは「絵になるカーブだ」と言っていたので、余計に気に入った。このあたりの通り沿いの町並は、殆ど以前のままで残っているようなので、最高のアングルが選べる。昼前になっても人出は少なかったので、ゆっくり描くことが出来た。
描き終えて : お昼は近くのお店で、このあたりの名物である葛をあんかけにした「大和牛どんぶり」にした。


奈良市 東大寺遠望       2024.4.6  【38×56cm】    アルシュ細目
 



この日は、悠彩会のスケッチ会。近鉄電車奈良駅に集合して界隈のスケッチになった。天候は良く人出も最高。特に観光客は外国人が多くて賑わっていた。少し遠いが東大寺を目指して歩いた。だけど東大寺の正面は避けて西側の東大寺戒壇堂あたりに行ってみる。ここからなら東大寺を望むことが出来て、右手奥には若草山も見えていい感じの眺めだった。戒壇堂を背にしてこのあたりは人も少なくゆっくりと描くことが出来る。ちょうど桜の木も何本かあって気に入った構図になった。これまで東大寺をまともに描いたことがなかったので、気分がいい。大き目の紙に短時間に空気感を大事にして仕上げてみた。
描き終えて : ここ場所なら季節を変えてまた描きたいと思った。


宇陀市 大宇陀 都司家住宅あたり  2024.3.16  【28×38cm】アルシュ細目
 



ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で2年ぶりに大宇陀に。ちょうど同じ時期にこの「宇陀松山重要伝統的建造物群保存地区」に来てみた。この日もいい天気で暖かかった。ここは、同地区の真ん中あたりになり、正面の建物が「都司家住宅」で右に神楽岡神社に上がる参道に面している。向かい側の旅館をされていた女将さんに話を聞くとこのあたりで一番古い屋敷とのこと。この家の説明書きがあって、明治初期の建築物で紺屋の他に油問屋など手広く商いをされていたようだ。道が緩くカーブしていて好きな構図だったので、最初はここにした。元旅館の女将さんのご厚意で敷地内で描くことも許していただき、そのうえ観光客は少なく交通量も多くなくゆったりと描くことが出来た。
描き終えて : この大宇陀は、静かな町並で沢山描くところがあって大満足だった。


奈良県 斑鳩町 法隆寺あたり 秋      2023.10.21    【38×56cm】 アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で、今春に続いて斑鳩の里を訪れた。午前中は、法起寺あたりで、見頃を迎えたコスモスとのコラボで描いてみた。昼食は、春にも美味しくいただいた「北小路」にした。午後は、お店から少し歩いたところに「天満池」があり、ここから遠望するとちょうど法隆寺あたりの眺めが絵になるので、春にも描いているが、今回はもう少し広い範囲まで入れてみた。予報通り降り出してきて、近くの農小屋の軒先を借りて雨宿りしたが、30分程で上がったので、殆ど仕上げることが出来た。秋の陽なので、午後4時を回ると空も変化してきて色を添えてくれ、ススキも見つけることができて秋を感じた。
描き終えて : 春とはまた違った風景に出会うことが出来て良かった。


奈良県 斑鳩町 法起寺あたり 秋      2023.10.21    【38×56cm】 アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で、今春に続いて法起寺あたりを訪れた。今回は天王寺回りから来てみた。電車とバスの連絡がよく10時半過ぎに到着。コスモスがちょうど見頃を迎えほぼ満開で、観光客やカメラマンも多数来ていて賑わっていた。やはり秋の風物詩が風景を優しく包んでいい眺めになっていた。法起寺の塔を入れたこの角度が気に入っていたので、春に引き続きここにし、天候にも恵まれて気持ちよく描くことが出来た。悠彩会のスケッチ会もこの場所で開催されていたので、メンバーの方々と交流も出来た。この後、春にお昼を美味しくいただいた90歳を迎える女性が経営する「北小路」というお店を目指して、散策しながら伺うことにした。
描き終えて : 秋の一番いい時期に再度来ることが出来て最高だった。


生駒市 宝山寺への参道その3         2023.4.22   【28×38cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で初めて生駒 宝山寺を訪れ、午前中は、宝山寺あたりを描いた。午後は長い石段の参道を下りながら、一枚描いた後、もう一枚欲張ってみた。ここは、殆ど下ってきてケーブル宝山寺駅に近いところ。陽が傾き逆光だが、なんとか描いてみた。この日は、まず最初に本堂まで上がり、その後参道を戻りながら計4枚描くことが出来た。ラフスケッチだが、雰囲気はとらえることが出来たかなと納得して帰路に就いた。
描き終えて : 初めて来たが、想像以上に大きなお寺で描きごたえがあった。


生駒市 宝山寺への参道その2         2023.4.22   【28×38cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で初めて生駒 宝山寺を訪れた。午前中は、宝山寺あたりと参道を描いた。昼食は、火曜日だけ営業という「山の石窯ピザ生駒 雲亭」で、奈良盆地を一望できる最高のテラス席で美味しいピザをいただいた。午後も引き続き参道を描くことにし、ここは石段が続く参道で眼下に生駒市街を眺められる風景。そのうえ曲がりながら下っているので、余計絵になる構図。午後は暑さが増してきた。
描き終えて : 下っていく構図はデッサンが難しい。


生駒市 宝山寺への参道その1         2023.4.22   【28×38cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で初めて生駒 宝山寺を訪れた。ケーブルの「宝山寺」駅から本堂まで長い石段の参道を上がり、最初に本堂、聖天堂あたりを描いた後、参道を下って構図を探すことにした。想像以上に大きく広いお寺に驚いた。ここは、本堂からすぐの参道で、振り返ると絵になると思い描きとめた。うっそうと茂る杉の木々に囲まれた風景はいいものだった。
描き終えて : とにかくこの雰囲気をつかむためのスケッチに徹した。


生駒市 宝山寺 本堂あたり         2023.4.22   【28×38cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で初めて生駒 宝山寺を訪れた。近鉄生駒駅からケーブルで生駒山の中腹「宝山寺駅」まで乗る。このケーブルは、1918年(大正7年)日本で最初のものだそうだ。ここから本堂までは長い石段の参道が続くが、折角だから頑張って上がることにした。以前はこの辺り「生駒新地」と呼ばれる色街だったようだ。この宝山寺は、江戸時代から商売繁盛の仏神として信仰を集めている。この絵は、真ん中が本堂、左が檜皮葺の聖天堂で一番絵になる構図だと思った。せまる裏山の岸壁には般若窟がある。この日は、雲一つない快晴で最高の天候に恵まれて参拝者も多く賑わっていた。
描き終えて : お寺は難しいものだとやっぱり思った。


奈良県 斑鳩町 法隆寺あたり     2023.4.22   【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で初めて斑鳩町を訪れた。午前中、法起寺あたりを描いた後、近くにお住いの悠彩会メンバーの大山さんが来てくれて、昼食会場まで案内していただきました。89歳のおばあちゃんが一人のお店で、山の幸たっぷりの安くて美味しい定食でした。午後は、ここから程近い法隆寺あたりを、遠望の構図で描いてみた。この場所は「天満池」の堤から眺めたもので、五重塔が綺麗に見えていい雰囲気の風情があった。この日は、快晴で爽やかな最高の天候に恵まれた一日だった。
描き終えて : 大き目の紙に法起寺と法隆寺あたりを描くことが出来て満足した。


奈良県 斑鳩町 法起寺あたり     2023.4.22   【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で初めて斑鳩町を訪れた。近鉄郡山駅からバスで15分。ここは法起寺あたりでこの日は快晴に恵まれて最高。見渡すと、全体が新緑の色に包まれて一番いい季節。法起寺は、平成5年法隆寺とともに世界文化遺産に登録された。三重塔は、法隆寺、法輪寺の塔とともに斑鳩三塔の一つで、現存最古の建物で、創建は706年。三重塔がポイントだったが、木々によって隠れている部分をそのままデッサンしてしまい少し後悔している。近くにお住いの悠彩会メンバーである大山さんに来ていただき、スケッチ場所の案内や昼食のお店まで車で運んでいただき大変お世話になった。
描き終えて : 描きたかった法起寺を快晴の下で描くことが出来て嬉しかった。


奈良市 西ノ京町 薬師寺三重塔を望む     2023.2.18   【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で、奈良市西ノ京町薬師寺界隈を訪れた。午前中は、境内から離れて南側から東塔を望んで一枚描いた。午後は、違った構図も考えたが、結局よく似たところに戻って来た。今度はもう少し離れて田んぼのあぜ道から東塔、西塔が望める風景にした。薬師所の三重塔は、裳階を付けた三重塔でデッサンも手間取り難しい。昼を過ぎてもすっきりしない天候の中、着彩しているとまた降り出して、徐々に本降りになって来たので切り上げることにした。折角の機会で、原風景に浸って歴史や自然や生活感を味わいたかったがままならなかった。
描き終えて : 季節が変わればまた来てみたいと、楽しみを先送りして帰って来た。


奈良市 西ノ京町 薬師寺・東塔を望む     2023.2.18   【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で、奈良市西ノ京町薬師寺界隈を訪れた。境内でのスケッチは禁止だと聞いていたので、境内の南側の少し離れたところから構図を探した。ここからは、2019年の暮れに修復工事が終わった東塔だけしか見えなかったが、午前中はここにした。この日も先月の伏見スケッチと同じような曇天で、時折降る小雨に悩まされる鬱陶しい天気になったが、この辺りはまだ原風景が残っていて、のどかでのんびりとした気分になれると感じた。
描き終えて : 初めての薬師寺スケッチで、思いを巡らせながらのスケッチになった。


奈良県 明日香村 阪田あたり       2022.9.30    【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で明日香村に。石舞台までバスで行き、午前中は、上居(じょうご)まで上って、俯瞰するロケーションで一枚描いた。近くの木陰で休憩した後は、下って都橋あたりまで来て周囲を見渡した。阪田方面を望むと、稲穂もたくさん残っていて集落はない原風景の構図を見つけた。こんな風景もまたいいかなと思って描くことにした。あちらこちらの彼岸花がアクセントになり山と棚田だけの何もない景色。午前中に比べると日差しも穏やかになり、道路際に座った。結局、この日は暑すぎるような天候にも恵まれて最高の一日になった。
描き終えて : 9年前を懐かしく想いうかべながらの明日香村だった。


奈良県 明日香村 上居から2022     2022.9.30    【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、絵游会のスケッチ会で明日香村に。橿原神宮前まで近鉄電車で行き、ここからバスで石舞台まで。10時過ぎに到着し、早速俯瞰できる場所まで上がることにした。この時期に来るのは9年ぶり。ここは「上居(じょうご)」というところで左側に「阪田」の集落、右側が「祝戸(いわいど)」の集落で奥に「稲渕」あたりの棚田を望むことが出来る最高のロケーション。まだ十分実りの秋が真っ盛りで素晴らしい色をしていた。本当に風景に出会うのも一期一会だと思っていて、この日も9年前と同じで最高の天気。じりじりと日差しが暑いという贅沢な悩みだった。最高の景色を思う存分味わいながらゆったりとした気分で描いた。
描き終えて : 一枚描いて近くの木陰で、各自手弁当で昼食タイムにしたが、爽やかな風があった。


宇陀市 大宇陀 下町通りあたり     2022.3.8   【28×38cm】    アルシュ細目
 



この日は、友人とドライブ&スケッチ、久しぶりに宇陀市大宇陀に行ってみた。午前中は、メインの「上町通り」で一枚描いたが、昼食場所に苦労してやっと古民家を利用した「茶房あゆみ」で美味しくいただいた。午後は、同じ上町通りで反対側から北を向いた。ここは、右側に旧細川家の薬の館があるところ。以前もよく似た構図だったと思うが、町並は変わってなくて有難かった。とにかく澄みわたる快晴のもと満足して描くことが出来た。人どおりは少なく車もたまに通るくらいでベストコンディションだった。
描き終えて : 十数年前のことを想い出しながら、こういう町並が大好きで、また来たいなあと感じた。


宇陀市 大宇陀 上町通りあたりその2     2022.3.8   【28×38cm】    アルシュ細目
 



この日は、友人とドライブ&スケッチ、久しぶりに宇陀市大宇陀に行ってみた。午前中は、メインの「上町通り」で一枚描いたが、昼食場所に苦労してやっと古民家を利用した「茶房あゆみ」で美味しくいただいた。午後は、同じ上町通りで反対側から北を向いた。ここは、右側に旧細川家の薬の館があるところ。以前もよく似た構図だったと思うが、町並は変わってなくて有難かった。とにかく澄みわたる快晴のもと満足して描くことが出来た。人どおりは少なく車もたまに通るくらいでベストコンディションだった。
描き終えて : 十数年前のことを想い出しながら、こういう町並が大好きで、また来たいなあと感じた。


宇陀市 大宇陀 上町通りあたり     2022.3.8   【38×56cm】    アルシュ細目
 



この日は、友人とドライブ&スケッチ、宇陀市大宇陀に行ってみた。十数年前にはスケッチを数枚描いただけ。一日中透き通るような快晴で最高。ここは、メインの「上町通り」あたり。「松山街道」とも呼ばれてるらしい。大宇陀は、かつて薬草や吉野葛、和紙などでこの町の経済を支えたところで、落ち着いた町並が残っている。正面の町家は、森田家、まちと薬の古くからのかかわりを伝えている江戸後期の建物で、明治初年まで薬や雑貨を商っていたようだ。構図に少し変化を付けてデッサンしてみた。平日でもあり観光客には殆ど会わなかった。2006年4月、大宇陀の町並は、「宇陀市松山」の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
描き終えて : この通りは道幅が広いので、ゆっくり描くことが出来た。


奈良市 若草山から 遠望その2      2021.10.16   【38×56cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で奈良、若草山山頂へ。一枚目を、奈良公園などを眼下に一望するところから描いた後、下山してきた。ここは若草山登山へのゲートから入った広い芝生の斜面。かなりの傾斜だが、丸太のベンチがところどころに設置されていたので、そこに座ると安心して描くことが出来た。午後3時を回っても快晴で最高の天候で、興福寺の五重塔などを望み、遠く市街地はは霞んでいたが、初めての風景を味わいながら楽しんだ。このあたりは鹿や人出は少なかった。
描き終えて :  現場でほぼ着彩し、帰ってから写真を参考にして仕上げたが、残念なが写真には現場の雰囲気は残っていなかった。デッサンも着彩も現場に勝るものはないなあとつくづく感じた。


奈良市 若草山から 遠望その1      2021.10.16   【28×39cm】   アルシュ細目
 



この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で奈良へ。近鉄奈良駅からタクシーでドライブウェイを若草山山頂まで行く。初めて上がったので山頂からの眺望には感動した。若草山は、山焼きでも有名で、3つの笠を重ねたように見えるので「三笠山」とも言われている。しかし、山頂(三重目)からの景色は遠景過ぎたので、一重目あたりまで降りてきた。ちょうど山焼きの時の一番上に当たるところ。ここからは、手前に東大寺大仏殿や奈良公園全体、奈良市街、平城京跡、遠くに生駒山まで望めたので描いてみたが、手前が少し見えにくかったので、仕方なく立描きした。
描き終えて :  現場でサラッと着彩しただけだが、雰囲気は掴めたかなと思っている。


奈良県 天川村 遠望その2   2021.8.30   【28×39cm】   アルシュ細目
 



コロナ禍の中、この日は、ドライブを兼ねて友人とわが町枚方市と市民交流都市提携をしている奈良県天川村まで行った。
午前中は、「面不動鍾乳洞」の入口から俯瞰した洞川温泉街あたりを描いたみた。午後は、村内に架かる「かりがね橋」からまたまた俯瞰して描いてみた。同橋は、全長120mのつり橋で温泉街が一望できる。気持ちのいい風に吹かれて涼しいくらいだった。

描き終えて :  ここでの俯瞰は、屋根の重なりなどを忠実に描こうと思うと面倒なものだった。


奈良県 天川村 遠望 2021.8.30   【28×39cm】   アルシュ細目




コロナ禍の中、なかなか思うようにスケッチに行けない日々が続いている。この日は、ドライブを兼ねて友人とわが町枚方市と市民交流都市提携をしている奈良県天川村まで行った。
この場所は、モノレールで上がった「面不動鍾乳洞」の入口から俯瞰した洞川温泉街あたり。避暑を求めて行ってみたが、そんなに涼しくはなかった。洞川温泉は、霊場「大峯山」への修験者でにぎわうところ。雪深いため屋根は赤や紫などのトタン屋根なので、カラフルさがポイントになった。
描き終えて :  8年前にもこの場所から描いてみたが、ほぼ同じ構図になってしまった。


天理市 竹之内環濠集落 その2   2020.7.18  【28×39cm】  アルシュ細目




この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で山の辺の道へ。午後は竹之内環濠集落で一枚描き、もう一枚構図を探したが、木々が茂りすぎて難しい。見えている集落の手前に環濠があるため、納得はいかないが仕方なく少し離れた位置から描くことにした。この日もいつものアルシュの水彩紙を使ったが、鉛筆のデッサンの上は絵具が全く載らず弾いてしまうので大変苦労した。こんなことは初めてなのだが、同じ紙でも違いがあるんだと認識した。
描き終えて :  久しぶりの山の辺の道で、一応二つの環濠集落を描くことが出来たので、良しとした。


天理市 竹之内環濠集落    2020.7.18  【28×39cm】  アルシュ細目




この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で山の辺の道へ。午前中萱生環濠集落あたりで描き、午後は竹之内環濠集落に来てみた。この日はむし暑い上に食事の場所も近くになくタクシーで移動する羽目になった。ここ竹之内環濠集落は期待して来てみたが、イメージと違い木々が茂りすぎて、環濠と周辺の集落が隠れてしまって残念だった。雰囲気だけとらえて描いてみた。
描き終えて :  山の辺の道は散策コースなので、少し寒い季節くらいがベストだと再認識した。


天理市 萱生(かよう)環濠集落 その2    2020.7.18  【28×39cm】  アルシュ細目




この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で山の辺の道を歩いた。久しぶりだったので、道に迷いながらやっと萱生環濠集落に出会うことができた。好きな構図で1枚描いた後、環濠の反対側を向くと、ここにも絵になる集落があったので描いてみた。左側は西山塚古墳に繋がっている。
描き終えて :  これもアルシュの水彩紙を使ったが、着彩すると絵具をはじくため吸い込みが悪い。同じアルシュでも仕上がりに違いがあるのかと思った。


天理市 萱生(かよう)環濠集落    2020.7.18  【28×39cm】  アルシュ細目




この日は、ぐる〜ぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で山の辺の道を歩いた。20年以上前の記憶しかない。今回は、JR柳本駅から萱生、竹之内環濠集落を目指すことにした。しかし、梅雨の晴れ間から特に暑い。過去真夏に歩いた覚えはない。また、この時期、散策するハイカーなども殆どいないので、何度も道に迷い暑さとともに描く前から疲れてしまった。萱生環濠集落にやっとたどり着いて一服してから倉庫の軒を借りて描いてみた。右端は西山塚古墳と接している。
描き終えて :  山の辺の道をたどる季節は。やはり秋か冬が似合うように思った。


奈良市 東大寺 戒壇院 あたり 夏  2020.7.22  【28×39cm】  アルシュ細目




この日は、絵游会のスケッチ会で奈良市に。午後は二月堂裏参道で1枚描い後、帰路に着くことにしたが、折角なのでもう1枚描くことにした。ここは、後ろを振り向けば戒壇院が見える通り。同行したメンバーは、戒壇院の石段下から鹿も入れてうまく描いていたが、私は右側の年輪を感じる土塀にも愛着を覚えて町並にした。30分と時間を切って速描きしたが、半分くらいしか着彩できなかった。
描き終えて :  暑い夏に来たのは初めてだったが、奈良本来の風情を味わうことが出来た。


奈良市 東大寺 二月堂 裏参道 夏  2020.7.22  【39×56cm】  アルシュ細目




この日は、絵游会のスケッチ会を久しぶりに奈良市で開催。午前中、奈良女子大学の記念館を描き、午後は数年ぶりに二月堂裏参道あたりに来てみたが、こんなに人の気配を感じないのは初めてだった。木陰になっていたので、少し下がった位置から大き目の紙に描いてみた。
現場仕上げの段階では余り納得はいかなかったが、何故か今になって気に入ってきた。
描き終えて :  二月堂が少し左に傾いたが、バランス的にはこれでいいのかなあと思っている。


奈良市 奈良女子大学 記念館    2020.7.22    【28×39cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会のスケッチ会。久しぶりに奈良市に来てみた。最初は一度描いてみたかった奈良女子大学の今は記念館になっている建物。残念ながらコロナ禍で正門は閉められ見学もできなIかった。しかし、正面から拝見すると、萌黄色の正門が、建物や木々などとマッチして素敵だった。いにしえの都奈良は、今もどことなく落ち着いてほっこりするところ。天候を心配したが、着いてからはどんどん良くなった。同行者の一人西岡さんは母校なので、感慨深い想いで描いておられた。
描き終えて :  正門など左右対称のモチーフは、速描きの私には仕上がってからバランスが取れていないことに気づく次第である。


奈良県 明日香村 甘樫丘から 秋その2    2019.10.23    【38×56cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会で7年ぶりの甘樫丘。最初に飛鳥寺の見える集落を、A1ボードに描き、今度は西側を向いて飛鳥川を挟んで右に耳成山、左に畝傍山が見える風景を描いてみた。ここからは奈良盆地が一望のようで、はるか彼方に生駒山方面まで望むことができた。実りの秋の風景も残っていて最高。
描き終えて : 以前にも描いたことがあるが、手前の木々が生い茂って集落が見え隠れしていたので、少し残念だった。


奈良県 明日香村 甘樫丘から 秋    2019.10.23    【56×76cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会で7年ぶりの甘樫丘。アルシュの全紙(56×76)をA1ボードに水張りし、大き目の絵を描くために持ってきた。手前の木々は以前より茂っていたように思うが、飛鳥の集落を望み、実りの秋の風景にも出会えてラッキー。秋晴れで気持ちよく現場で2時間半くらいかけて描いてみた。
描き終えて : A1ボードを首にかけて画版スタイルで描いてみたが、途中からはシートを敷いて地べたに置いて着彩した。私自身は、このサイズが透明水彩絵の具で描くスケッチの限界かなと思っている。


奈良市 薬師堂町 ならまちあたり    2019.3.20    【29×38cm】      モンバルキャンソン中目




この日は、絵游会の定例スケッチで、奈良町(ならまち)に来てみた。
ならまちは、元興寺の旧境内を中心として奈良時代から発展した商業地。今や奈良散策の人気スポットになっている。ここは、ならまち界隈でも南側で、元興寺塔跡あたり。近くの細い通りを見つけて入ってみたら、気に入った町並に出会ったので描いてみた。
描き終えて : 何気ない雰囲気の町並だったが、風情を感じた。


五條市 新町通りあたりその5     2019.5.10    【29×38cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会。
「五條新町」で4枚描いて満足し終えようと思ったが、集合時間までの短時間にもう1枚「走りがき」してみた。ここは、約900mある新町通りの東側の入口あたりにある「栗山家住宅」、市指定文化財である。陽が傾いてきて涼しくなって気持ちよくなった。着彩は、あたりを取るような感じにした。結局この日はこの界隈だけで描くことになった。
描き終えて : 久しぶりに来てみたが、町並み保存されていて素晴らしい風景がそのまま残っていた。次回に描くところを残して帰路に着いた。


五條市 新町通りあたりその4     2019.5.10    【29×38cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会。
「五條新町」で以前に来た時のことを想い出しながら3枚描いたが、まだ時間があり折角だからもう少し角度を変えて描くことにした。
これは、右側が山本本家酒造あたりで、通りがゆるやかに曲がっている構図が気に入ったので描いてみた。これも雰囲気を掴んで短時間スケッチで仕上げてみた。
描き終えて : 同じような場所でも構図を工夫すればまた違った絵になるので面白い。


五條市 新町通りあたりその3     2019.5.10    【38×56cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会。
重要伝統的建造物群保存地区「五條新町」で2枚描いた後昼食にした。ここ「まちや館」では、色々と担当者の方に大変お世話になり本当に感謝しています。同館は、幕末の建築で、初代法務大臣として日本国憲法の署名に名を連ねた、木村篤太郎氏の生家。立派な建物で、内部も素晴らしい佇まいだったので、癒しの時間を過ごさせていただいた。
描き終えて : 大きい紙に描いてみたが、全体的に大きな絵になってしまい、もう少し小さめにレイアウトすべきだったと反省。


五條市 新町通りあたりその2     2019.5.10    【29×38cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会。
重要伝統的建造物群保存地区「五條新町」で最初に気に入った構図を描いた後、少し移動し、右側の新町通りのランドマーク「餅商 一ツ橋」と左側の山本本家酒造を描くことにした。この場所は、三叉路で日陰はなく日差しもきつく、紙の照り返しもあって厳しい条件。気合を入れて短時間スケッチで雰囲気を掴んでみた。残念なのは、大正時代創業の餅商が昨年11月末で閉店したことだった。
描き終えて : 餅屋をクローズアップし、電柱が目立ちすぎたかなと思っている。


五條市 新町通りあたり    2019.5.10    【29×38cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ会。
枚方から列車で最短でも2時間半かかって到着。晴れ渡り最高の天候となった。JR五条駅から徒歩で15分程度、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「五條新町」へ。
江戸から昭和にかけて建てられた町家が多く残り、約900mにわたって続く歴史を感じる素晴らしい町並。
ここは、中心を通る「新町通り」。通りを西に入ったあたりで、川を挟んで道が少し蛇行した構図。まずは一番のアングルで描いてみた。
描き終えて : 15年ぶりに来てみたが、景観、町並保存に力を入れられていることを痛感した。


奈良市 元林院町 興福寺を望む     2019.3.20    【29×38cm】      アルシュ細目




この日は、絵游会の定例スケッチ。
猿沢池の近くの元花街あたりで描いた後、この日の最後に猿沢池から興福寺を望んでみた。ここからは、昨年10月落慶した中金堂が見える構図なので、ポイントになった。夕暮れ間近で少し肌寒くもなってきたので短時間に雰囲気を捉えてみた。
描き終えて : 何度か描いているが、五重塔の大きさやバランスによって全体的な構図が決まるので、難しい。


奈良市 元林院町 元花街あたり     2019.3.20    【29×38cm】      アルシュ細目



この日は、絵游会の定例スケッチ。
午前中は、ならまちあたりで描き、午後は猿沢池あたりへ戻ってきた。ここは猿沢池のそばの元花街あたり、以前から一度描いてみたいと思っていた。往時の雰囲気がまだ残っていていい感じだった。
描き終えて : 道が少し上がっているだけの構図で簡単そうに思って描いたが、意外と難しかった。


奈良市 芝新屋町 寧屋工房あたり 春     2019.3.20    【38×56cm】      アルシュ細目



この日は、絵游会の定例スケッチ。2年ぶりに奈良町(ならまち)に来てみた。
ならまちは、元興寺の旧境内を中心とし、奈良時代から発展した商業地で、今や奈良散策の人気スポット。ここは、元興寺塔跡あたりで、以前描いた場所から少し下がって構図を変えてみた。天候は良く、このあたりは観光客も少ないのでゆっくり描くことが出来た。
描き終えて : 大き目の紙に描いてみたが、左の白い建物が大きすぎたため、真ん中あたりの絵のポイントが小さくなってしまった。


大和郡山市 東岡町 遊郭跡あたり     2019.3.31    【28×39cm】      アルシュ細目



この日は、悠彩会の定例スケッチ会で、近鉄郡山駅に集合。桜の名所の城跡公園で午前中一枚描いただけで花冷えもあったので、早めに昼食会場へ。
温まってゆっくり昼食した後、東岡町の遊郭跡あたりへ行ってみた。既に周辺は取り壊されているところが多くて、この建物も近々に解体される予定とのことなので思わず描くことにした。しかしこの日は天候に恵まれずデッサンし出したら小雨模様となった。早描きでデッサンし、着彩も短時間でやってみた。この後、Kさんと洞泉寺町の遊郭跡にも行ってみたが、また小雨が降ったりやんだりなので断念することにした。
描き終えて : 歴史のある町並は、ドンドン風景が変わって行くので、本当に残念である。


大和郡山市 城跡公園あたり    2019.3.31 【38×56cm】     アルシュ細目



この日は、悠彩会の定例スケッチ会で、近鉄郡山駅に集合。郡山城は桜の名所100選に選定されているので、開花時期に合わせて開催していただいたが少し早かったようだ。肌寒い天候だったが、城跡公園あたりは午前中から人出も多く賑わっていた。同公園の追手門、立派な城跡会館などを望んで描いてみた。風もあったが、陽だまりは暖かかった。折角の桜だから彩りを少し多めに表現してみた。
描き終えて : 桜の時期は短くてこれまで描く機会が余りなかったが、レイアウトは上手くいったかなと思っている。


奈良県 平群町 鳴川の集落その2    2019.3.14 【27×37cm】     B5スケッチブック見開き



この日は、絵游会のメンバー数人とウォーク&スケッチ。
近鉄生駒線の元山上口駅から千光寺・鳴川峠を経て枚岡駅までの約10キロの山越えコース。3キロ付近の鳴川の集落で一枚描いた後、道端の大好きな蝋梅(ろうばい)に魅せられてもう一枚早描きしてみた。
描き終えて : スケッチブックを持参するウォーク&スケッチは、昨年6月第1回の絵游会展に、与堂さんにお越しいただいた際、A5スケッチブックに描かれた作品を見せていただき、皆が感動したことが始まりです。しかし、与堂さんが、今年1月に亡くなられたと聞き、本当に残念でなりませんが、ご冥福をお祈りいたしますとともに、これまでご指導いただいたことを大事に大切にしていきたいと思っています。


奈良県 平群町 鳴川の集落    2019.3.14 【27×37cm】     B5スケッチブック見開き



この日は、絵游会のメンバー数人とウォーク&スケッチ。
近鉄生駒線の元山上口駅で下車し、近くで一枚描いた後、約10キロの山越えコースがスタート。3キロくらい行ったところに、鳴川という集落に出会った。少し上がったところに千光寺があるが、同寺は、役行者が大峰山(山上)より先に開いた修行場と伝えられていて千光寺(元山上)と言われている。素晴らしい風景に圧倒され早や描きしてみた。
描き終えて : スケッチブックを持参するウォーク&スケッチは、昨年6月第1回の絵游会展に、与堂さんにお越しいただいた際、A5スケッチブックに描かれた作品を見せていただき、皆が感動したことが始まりです。しかし、与堂さんが、今年1月に亡くなられたと聞き、本当に残念でなりませんが、ご冥福をお祈りいたしますとともに、これまでご指導いただいたことを大事に大切にしていきたいと思っています。


奈良県 平群町 元山上口駅あたり    2019.3.14 【27×37cm】     B5スケッチブック見開き



この日は、絵游会のメンバー数人とウォーク&スケッチ。
今回は、近鉄発行の「てくてくまっぷ 千光寺・鳴川峠コース」を元に近鉄生駒線の元山上口駅に10時過ぎ到着し、ここから約10キロの厳しい山越えコース。この絵は、駅手前の踏切だが、昔懐かしいどこかノスタルジーを感じるいい風景だったので、思わず描いてみた。
描き終えて : スケッチブックを持参するウォーク&スケッチは、昨年6月第1回の絵游会展に、与堂さんにお越しいただいた際、A5スケッチブックに描かれた作品を見せていただき、皆が感動したことが始まりです。しかし、与堂さんが、今年1月に亡くなられたと聞き、本当に残念でなりませんが、ご冥福をお祈りいたしますとともに、これまでご指導いただいたことを大事に大切にしていきたいと思っています。


奈良市 高畑町 新薬師寺あたり 秋   2018.10.18 【56×76cm】     アルシュ細目



これも先日のぐる〜ぷ ぐれい おぶ ぐれい展の出品作。現場のスケッチを少しアレンジしたもの。面白さに欠けるのは同じだが、構図は良くなったと思う。右側の新薬師寺へ続く道を広く取ってみたので、結果的に左右のバランスがよくなった。
描き終えて : やっぱり現場でその時の空気感を肌で感じて、光と影を捉えようと挑戦しているのが今の自分のスタイルなのかなと思う。


奈良市 高畑町 志賀直哉旧居あたり 秋 2018.10.18 【56×76cm】 アルシュ細目



これは、先日のぐる〜ぷ ぐれい おぶ ぐれい展の出品作。アルシュの全紙(56×76cm)を、A 1ボードに水張りして拡大したもの。現場のスケッチはこの半分のサイズだが、デッサンや着彩が少し落ち着いた感じになった。ここ最近10年くらいは、基本的に現場で仕上げているので、自分自身で面白さに欠けたと感じたのかもしれない。
描き終えて : 淡彩で描く紙の大きさは、自分にはこれくらいが限界だろうなと思っている。


奈良県  明日香村 阪田から望む  2018.11.13    【38×57cm】    アルシュ 細目



この日は、絵游会の定例スケッチ会。
上居から一枚描いた後もすっきりしない天気なので、石舞台までもどり昼食タイム。午後は阪田方面へ行き、上がって祝戸あたりを見下ろしてみた。しかし、小雨が断続的で、止んだ時を見計らってデッサンしたり着彩したりの繰り返し。左右の山肌には雨の水滴跡が残ってしまった。右側は午前中に描いた上居あたりだが、真ん中右あたりのビニールハウス二つは思い切って抜いてみた。現場着彩段階の絵なので、もう少しメリハリを付けようかなと思っている。
描き終えて : この日にイメージしていた風景は描けなかったが、これはこれでよかったのかなと思えた。


奈良県  明日香村 上居から望む  2018.11.13    【28×39cm】    アルシュ 細目



この日は、絵游会の定例スケッチ会。
天気予報は曇、確信して久しぶりの明日香村へ。皆と予定したポイントへ。描きだしたらポツリポツリと雨模様、仕方なく折りたたみ傘で対応するが小雨が断続的。
ここは、上居(じょうご)という地名、俯瞰の素晴らしい景色。左は阪田、右は祝戸(いわいど)、遠くは稲淵という地名、棚田は刈り取られているが、それでも彩りを添えてくれたのは、手前の柿の葉が秋色を十分感じさせてくれた。
描き終えて : 明日香村は四季折々色々な顔を見せてくれる。この日は雨に煙って遠くも霞んで山々が見えなくなっていたが、この時期の素晴らしい風景に会えたと思っている。


奈良市 高畑町 志賀直哉旧居あたり  2018.10.18    【38×57cm】    アルシュ 細目



この日は、絵游会の定例スケッチ会。
新薬師寺への道あたりで一枚描いた後、近くにお洒落なレストランを見つけランチタイムの休息にした。
その後、少し戻って志賀直哉旧居あたりまで来てみた。左側が同旧居で、志賀直哉自身が設計し、昭和4年から13年までの10年間家族とともに過ごしたところ。高畑町は、閑静な住宅地で大正から昭和にかけては志賀直哉を訪ねて画家や作家に親しまれ、「高畑サロン」と言われていたようだ。以前にも描いたことがあるが、陽も西に傾きかけた時間帯の中でゆったりと描くことが出来た。
描き終えて : この絵はレイアウトも上手くいったように感じている。


奈良市 高畑町 新薬師寺あたり  2018.10.18    【38×57cm】    アルシュ 細目



この日は、絵游会の定例スケッチ会。
近鉄奈良駅から歩いて大和路の秋を満喫しながら高畑町へ。以前にもこのあたりで描いた記憶があったので、懐かしく感じて再度挑戦してみた。右側が新薬師寺、奈良時代の最盛期天平19年(747)3月の創建。左に上がる小路と三叉路になったところが気に入った。このあたりは観光客も少なく閑静な佇まいの雰囲気を久しぶりに味わえた。
描き終えて : 好きな構図、風景だったので、気分良く描いた。


橿原市 今井町 大工町筋上田家あたりからその2  2018.5.19    【29×38cm】    アルシュ 細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例会で今井町に。
午後も今井町を散策。大工町筋の東地域の上田家あたりで一枚描いた後、この日の最後に同じ場所から西を向いて右側が上田家、通りの奥が西光寺の構図にした。時間的に余裕がなかったので8割程度仕上げて帰ってから補足した。
描き終えて : 今井町はいつ来ても違った風景を感じさせてくれるが、町家が結構複雑なので面白い半面難しいなあと思った。


橿原市 今井町 大工町筋上田家あたりから  2018.5.19    【29×38cm】     アルシュ 細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例会で今井町に。
昼食は、「町家茶屋古伊」でほっこりした気分になった。午後も今井町を散策。
ここは大工町筋の東地域で上田家を背にして南側を向いてみた。左側の家は住んでおられたかどうかはっきりしないが、歴史を感じる町家であったので、ついつい描いてみたくなった。何度か来ているが、町並スケッチには最適なところだと思う。
描き終えて : 歴史のある町並みの雰囲気を表現するのは難しいが、また来たいと思った。


橿原市 今井町 中町筋あたりから  2018.5.19    【29×38cm】     アルシュ 細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例会で今井町に。
午前中は、町域の北西側の大工町筋あたりから南北の通りを一枚描いた後、一本南側の中町筋に出て西側を向いてみた。今回これまで描いていない構図を考えながら散策してみると、描きたいところはいっぱいあった。今井町の内部の通りは殆どが一度屈折させてあって、これは昔敵の侵入に備えて見通しを不可能にしたもののようだ。
描き終えて : この絵は現場着彩状態で、帰ってから少し補足するもの。


橿原市 今井町 大工町筋あたりから  2018.5.19    【29×38cm】     アルシュ 細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例会で今井町に。
天候は曇天、スケッチには好都合。何度か訪問しているが、今回は描いていない通りで描いてみた。午前中は、町域の北西側の大工町筋あたりから南側を見てみた。今井町の通りは東西には名称があるが、南北にはない。江戸時代にタイムスリップしたような歴史的な町並を肌で感じた。ちょうど「今井 町並み 散歩」のイベント期間中で観光客も結構多かった。
描き終えて : この日もできるだけ短時間に、その場の空気感を捉えて表現することにした。


奈良市 興福寺 五重塔あたり    2017.1.20    【28×39cm】    アルシュ 細目  



友人たちと奈良町(ならまち)スケッチ。
午後は、奈良町鳴川町あたりで雨にあって中断。仕方なく、近鉄奈良駅に戻りつつ観光・名物探しに変更。午後4時を回った頃、晴れてきたので興福寺五重塔あたりへ。描きだすとまたまたパラついてきて本降りになる。残念ながら走り書きでデッサンだけにした。


奈良市  鳴川町    2017.1.20    【28×39cm】           アルシュ 細目  



友人たちと奈良町(ならまち)スケッチ。
昼食後も奈良町界隈を散策。以前描いたことがある鳴川町あたり。坂の下から北側を向いて描いてみた。建て替えられたところも多いが、町並の雰囲気は今も残っている。描きだしたらあいにくの雨。10分程度でデッサンだけにして帰ってから仕上げた。


奈良市 芝新屋町 寧屋工房あたりその2   2017.1.20    【28×39cm】    アルシュ 細目  



友人たちと奈良町(ならまち)スケッチ。
元興寺塔跡前の通りで北側からもう一枚。右手が寧屋工房(なやこうぼう)、赤膚焼の茶道具、花器、食器などが展示されている。
逆光で見にくい状態だったが、奈良町のこの界隈は、実に風情があるので、頑張って描いてみた。


奈良市 芝新屋町 寧屋工房あたり   2017.1.20    【28×39cm】      アルシュ 細目



友人たちと奈良町(ならまち)スケッチ。
奈良町とは、奈良の旧市街地、元興寺の旧境内を中心とした地域で、奈良時代から発展し、商業地であったようだ。ここは、元興寺塔跡の向かい側あたり。昨今、この界隈は町並み保存の気運が高まって以前来た時より魅力的な町並になっていた。


奈良市  奈良公園  大仏殿 鏡池   2016.10.1    【28×39cm】  



ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で奈良へ。
この日の最後は、東大寺の鏡池あたりから大仏殿を望んだ。鏡池に浮かぶ船は、日本、中国、韓国の3か国による文化プログラムを通して、交流を深めるプロジェクトとして中国のアーティストが作成したもの。10月23日まで展示されていた。
スケッチを見て興味を示してくれる観光客の方と談笑しながら描いていたが、秋の陽は日没が早く、残念ながら着彩を途中で切り上げ、帰宅後に仕上げた。


奈良市  奈良公園  二月堂 初秋   2016.10.1    【38×57cm】  



ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で奈良へ。
午後は午前中とは違い曇り空になる。引き続き奈良公園界隈を散策し、久しぶりに東大寺二月堂あたりに来てみたが、スケールが大きいので、いつもより大き目の紙にスケッチ。
このあたりも相変わらず海外からの観光客が多く、日本人に会うことが珍しいような雰囲気。まだ紅葉時期には早いが、古都奈良の風情を久しぶりに感じることが出来た。


奈良市 奈良公園  猿沢池から   2016.10.1    【28×39cm】  



ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で奈良へ。
近鉄奈良駅から奈良公園界隈を散策。最初は猿沢池から興福寺あたりを。池から五十二段の階段を上がると五重塔が見える。京都、東寺の五重塔に次ぐ日本で2番目、50mの高さ。
「五十二」の意味は、仏門に入る修行の段階のようだ。久しぶりの秋晴れ、清々しい気分で描いてみた。


橿原市 今井町 河合家あたり   2015.5.30    【29cm×38cm】   



この日の最後に中町筋を東へ、南北の通りに出たところで、北から描いてみた。
右は、古くから「上品寺屋」の屋号で酒造業を営む河合家、赤いトタンがかぶっている建物は、酒蔵。
ここでも、近くの住人がスケッチを熱心に見ながら、今井町の今昔を話してくれる。


橿原市 今井町 本町筋 西から   2015.5.30    【38cm×57cm】   



土曜日だというのに観光客はまばら、昼食は本町筋の西側のそば屋で少しゆっくりした。
午後は再度本町筋の通りを描いてみた。気温はまだ上昇、やっぱり軒下を借りることにした。
描いていると、左右の家の方から次々といろんな話を聞かせてくれる。江戸時代にタイムスリップしたような風情のある町。


橿原市 今井町 本町筋あたり   2015.5.30    【29cm×38cm】  


御堂筋あたりで描いた後、昼食までもう少し時間があったので、一筋北の本町筋の真ん中あたりから東側を。
とにかく日差しがきつくなってきたので、通りの右側の軒下を借りた。今井町の方々は、スケッチすることに理解があり、また町並保存の話も聞かせてくれる。
雰囲気を捉えたいだけの雑なスケッチ。


橿原市 今井町 御堂筋あたり   2015.5.30    【約28×39cm】 


友人たちと久しぶりのスケッチ。心配した天気も晴れ間が広がってきた。昨年の夏以来の訪問。
江戸時代の町並今井町は、東西600m、南北310m、周囲に環濠土居を築いた城塞都市、散策を楽しみながら描いてみた。
ここは、御堂筋の真ん中から東を向いた中橋家あたり。日陰を選ばないと熱中症にかかるような気温になってきた。


奈良市  東大寺  二月堂あたり  2014.11.15  【約28×39cm】


二月堂裏参道の上から二月堂を背にして描いた後、今度は裏参道を下ってきて定番の構図で描くことにした。
油彩の方が、この場所で描いておられたが、譲っていただいた。
秋色をたどりながら描き終わったころには、4時半を回っていたが、この日は、一日中いい天気だったので、久しぶりに奈良を満喫した。


奈良市  東大寺  二月堂裏参道  2014.11.15  【約28×39cm】


午後は、東大寺界隈へ久しぶりに来てみた。猿沢池から二月堂まで表参道を上がってきたが、以前よりかなり遠く感じた。
ここは、裏参道で遠くに生駒山系を望めたので、日暮れ間近になったが、二月堂を背にして描いてみた。この構図は、写真展で見たアングルを参考にしたもの。
ここ奈良にも海外からの観光客が多く賑わっていた。


奈良市  奈良公園  興福寺あたり  2014.11.15  【約28×39cm】


猿沢池から興福寺界隈を望んで描いてみた。このサイズの紙では到底一枚では納まらないため、最初に右側の五重塔あたりを描き、続いて左側の南円堂あたりを描いた。
参道の赤いのぼりがポイントになり、ぽかぽか陽気の中、秋色を確かめながら、昼間までの時間を楽しんだ。


奈良市  奈良公園  猿沢池あたり  2014.11.15  【約28×39cm】


友人たちと久しぶりに奈良に行ってみた。奈良公園界隈は、紅葉のシーズンで観光客であふれていたが、昼までは快晴で陽だまりの中、興福寺の五重塔が見える猿沢池あたりを描いた。
今年は秋が早く来て、木々の色づきがよく秋色が深まっていた。


橿原市 今井町 中町筋 音村家あたり  2014.8.30  【約28×39cm】橿


古美術店にお邪魔して休憩もさせていただいた後、Kさんともう1枚だけと約束して、中町筋で夕暮間近を描いてみた。短時間なので、雰囲気だけ。
この後、大和八木駅近くまで歩き、Kさんと「ほんの少し」のつもりが盛り上り、有意義なスケッチ会となった。


橿原市 今井町 本町筋 郵便局あたり  2014.8.30  【約38×57cm】 


午後になり、日陰を探しながら、本町筋の東側から郵便局や古美術のお店があるあたり。
通りとしての賑わいを感じながら、少し大きめの紙に描いてみた。
ここも電柱は、無くなっている。


橿原市 今井町 本町筋 真ん中あたり  2014.8.30  【約28×39cm】


以前に比べ、町全体がリニューアルされ、綺麗になっている。
私は、電柱もある風景がいい。うまくバランスを取ることにも使えるため都合がいい。
ここは、まだ少し前の雰囲気が残っていて描いてみたくなった。昼前の短時間スケッチ。


橿原市 今井町 称念寺あたり  2014.8.30  【約28×39cm】


悠彩会定例スケッチ会で久しぶりに今井町を訪れる。
全国最大規模の「重要伝統的建造物群保存地区」今井町。称念寺を中心とした寺内町で、東西約600m、南北300mの環濠集落。江戸時代には、商業都市として大いに栄えたようだ。
夏の終わりに、暑くなってきたので、日陰を探しながら・・・。 朝顔の花が色を添えてくれた風景を最初に描いてみた。


奈良県 天川村 秋色  2013.11.9  【約19×28cm】


紀伊半島の中央部に位置する天川村を訪れた。世界遺産、名水百選、洞川温泉などでも名高いところ。
面不動モノレール(丸太型 定員15名)で村内が一望できる高台まで上がってみた。ちょうど「もみじまつり」が開催中で、紅葉が最高の時期、町並も素敵な秋色に染まっていた。


奈良県 明日香村 稲渕の秋 その2   2013.9.28  【約38×57cm】


昼頃に到着したので、まずは畦道に座り込み、名物の柿の葉寿司を食べ、1枚描いた。そして、もう少し棚田を上がり、いいアングルを探してみた。
天候も良く写真を撮られる方や散策を楽しむ方が多かった。
大きな案山子あたりからさらに上がると、理想的な展望席が設置されていて、多くの方が休憩をされていた。
陽が西に傾き、しかし祝戸地区や石舞台古墳方面は、明るく浮かび上がっているように見えた。
ラッキーと思い、またまた気持ちよく描かせていただいた。

奈良県 明日香村 稲渕の秋   2013.9.28  【約38×57cm】


この時期は毎年描くチャンスを逸していたので、今年こそはと意気込んで明日香村を訪れた。
稲渕で描こうと思い来てみたが、さて上からか下から見上げるのか迷った挙句に、案山子のコンテスト会場あたりから見降ろすことにした。
午後になり、ちょうど無料の休憩所が設置されていて、その横で太陽を背に日陰を利用して描いたもの。
彼岸花が盛りを過ぎて白くなりつつあったが、稲穂は色づいていてちょうどよかった。
とにかく秋風に吹かれ、心地よく描くことができた。

奈良県 明日香村 甘樫丘から 2012.6.2  【38.0×56.0cm】


ぐるーぷの定例スケッチ会で、この日の午後は、古代史の舞台となった藤原京跡や大和三山などの風景を望むことができる標高148mの丘、甘樫丘に上がって眺望を描いた。
今にも雨が降りそうになり、少し急いで描いたものである。しかし、短時間スケッチのため、余分な線を省いて、それなりに仕上げたのでよかったのかなあと思っている。

奈良県 明日香村 上居から 2012.6.2  【38.0×56.0cm】


この日は、ぐるーぷの定例スケッチ会で、橿原神宮前からバスの予定だったが、待ち時間を惜しんでタクシーで上居(じょうご)という場所まで連れて行っていただいた。
素晴らしい風景に圧倒されそうであったが、空気もおいしく、自然に包まれながら、描くことができたと思う。
日本の心の原風景とも感じられる明日香村は最高だと思う。

奈良 明日香 岡地区あたり 2010.4.3  【27.5×38.5cm】


悠彩会のスケッチ会が明日香村で開催され、桜の季節と相まって眺めは最高であった。石舞台古墳あたりかr散策しながら描いたが、ここは岡地区あたりで、明日香村の中心部、江戸時代に形造られた家並みである。日本の原風景がここには残されている。

奈良 五條市の古い町並 2004.3.14  【28.5×38.5cm】


五條市の古い町並は、通称「新町通」とよばれる旧紀州街道沿いにあり、今も江戸時代の古い町並が残る。
餅屋さんの古い看板が気に入った。




奈良県 明日香村 甘樫丘を望む 2010.4.3  【28.5×33.5cm】


悠彩会の定例スケッチ会が、一泊二日で明日香村で実施された。
久しぶりの明日香で、石舞台あたりから周辺を描くことにしたが、徒歩では限られ、岡地区あたりから桜も入れ甘樫丘を望んで描いた。




奈良 橿原市 今井町 本町筋あたり  2009.6.20  【27.5×39.5cm】


今井町は、中世の環濠集落を発祥とする称念寺を中心とした寺内町で、1993年に重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けた。
今も500棟近くが昔の建築のままで、日常生活を営まれている町である。
「ぐるーぷぐれいおぶぐれい」の定例スケッチ会で描いたものである。



奈良 ならまち  2009.9.13  【27.5×39.5cm】


悠彩会定例スケッチ会で描いたものである。
古の時代から盛衰を繰り返し、江戸の終わりから明治時代にかけての町屋の面影は今も残されている。



奈良 明日香 甘樫丘から  2003.5.25  【32.0×40.5cm】


大和三山の風景など360度の展望ができる標高148mの丘。この絵は飛鳥寺方面を望む。


奈良 五條 新町通り  2004.3.14  【37.5×55.0cm】


今も江戸時代の風情を色濃く残す商家の町並に魅せられました。

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