この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会。2018年の秋以来6年ぶり、奈良市高畑町に来てみた。午前中は、新薬師寺あたりで一枚描いて蕎麦屋で昼食タイムにした。午後も同じ高畑町で構図を探し、今度は6年前にも描いた志賀直哉旧居あたりを反対側から描くことにした。右側が同旧居で志賀直哉自身が設計し、昭和4年から13年までの10年間家族とともに過ごしたところ。左側は、「高畑サロン」として有名なところで、志賀直哉を訪ねて多くの文人、画家が好んでここ「高畑」に集い語らい合ったようだ。この絵には無いが、敷地内には足立源一郎画伯が大正8年、南仏プロバンスの田舎家を模して建てられた洋館があり、ヒマラヤ杉を通じて志賀邸と一体となる風景を醸し出したようだ。この通りにはアーティストの人生が行き交ったようでいい風景だった。
描き終えて : この後、メンバーとともに「高畑サロン」でコーヒーブレイクにした。
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