この日も、ゴールデンウイーク中で、気持ちのいい天気だったので、先日に続いて堤防で絵を描くことにした。枚方までは行かずに、手前の御殿山あたりから淀川対岸を遠望する構図。いつも自転車で見ている風景で、一度描いてみたいと思っていたので、来てみてよかった。川向うは、高槻市あたりで駅前の高層ビル群が見えている。淀川が右から左に流れていて、この辺りは中州もあって絵になった。風景画の近景、中景、遠景のレイアウトのような構図なので少し意識して着彩してみた。遠くは、北摂方面の山並み。この日は川風も弱く、お陰でゆったりとした気分で描くことが出来た。 描き終えて : ゴールデンウィークに2枚描くことが出来て大満足。
この日は、描き初めで描いた場所に行ってみた。枚方大橋を望み、淀川が右から流れて来て、左の枚方宿の「鍵屋浦」あたりで蛇行する風景で、春を描いてみた。この風景は、枚方を代表する洋画家、故 栄永大治良(えいながだいじろう)氏が良く描いておられた構図で、私も以前から好きな場所である。枚方八景の一つでもある。ゴールデンウイークに入り、天気が良かったので、自転車で堤防を走って来たが、意外と北風が強くて着彩時には苦戦した。だけど全体的にはいい色をしていたので、楽しみながら描くことが出来た。今は河川敷が整備されて、サイクリングロードもあり、散策する人や釣りをする人もいる。自然の風景は、いつもどんな出会いが待っているかワクワクしている。 描き終えて : 帰り際、もう一枚描こうと思ったが、北風がまた強くなってきたので、引き上げることにした。
この日は、近くの穂谷川の堤防に咲く桜風景を描いてみた。先日描いたスイセン畑のすぐそばで、位置関係は、遠くの山は淀川の対岸の大山崎あたりになる。淀川の支流の穂谷川は、右から左に流れて左端すぐのところで淀川に合流する。対岸から眺めた桜並木で、昨年も同じようなところから描いている。桜の奥に見え白い柱は、淀川を渡る工事中の新名神高速道路の橋梁である。今年の桜は、咲きかけてから寒の戻りがあったので、長く観ることが出来たと思う。描いていると、散策されている方と話す機会が得られたり、出会いがあるので、スケッチは楽しい。 描き終えて : 構図としては、単純な変化のない感じだが、めぐる季節の中で、桜を描きとめることが出来て納得した。
この日は、再度近くの堤防に咲くスイセン畑に行ってみた。2月上旬に、初めてスイセンを描いてみたが、今回は3月下旬になってラッパスイセンが咲いてきたので、描くことにした。春間近で暖かくて天候はよかったが、堤防の斜面に咲いているため、座る場所に悩んだ。だけど、描きたいので、気合を入れて踏ん張って描くしかなかった。最初に数本だけをアップして描いてみたが、難しい。そこで、もう一枚スイセンとラッパスイセンが群生している構図を描くことにした。これも手ごわいものだったが、描き終わってみると、今まで道端に咲いていたスイセンをじっくり観察したことも無かったので、愛着が沸いてきた。 スイセンは、球根なので、手入れをしてやると毎年咲くようである。6年間丹精込めて育ててこられた方に色々と苦労話などを聞かせていただき、スイセンスケッチもいいものになった。
今年の節分は2月2日で、そのあくる日は立春、突然思い立って近くの淀川堤防に見頃を迎えたスイセン畑に行ってみた。2月4日火曜日からは、今季最大の寒波が来る予報もあり、この日にした。切り花をいただいて来て描いても良かったのだが、折角なので群生している風景の方がいいかなと考えた。この広いスイセン畑は、男性の方お一人で6年位前から丹精込めて育ててこられたもので、先日もこれまでのご苦労話など色々とゆっくりお聞きすることが出来て、大変有意義だった。この日は午前中はポカポカ陽気で気分よく描けたが、上手く表現することは出来なかった。 描き終えて : 花も難しいものだが、広いところでのびりと描くことが出来て最高だった。
1月3日は、描き初めをしようと思い、自転車で淀川堤防を枚方あたりまで走った。いつもの枚方大橋が見える場所まで来て一枚デッサンしたが、川風が強すぎてく着彩は断念した。そこで、折角だから殆どしないことだが、少し場所を変えてもう一枚デッサンした。風はまだ強かったので、この日は帰ることにした。翌4日は、天候に恵まれたので、2枚のデッサンを持参して再度現場に行き、無事着彩することが出来た。その2枚目がこの絵である。 描き終えて : 少し場所を変えて2枚描いてみたが、それぞれ良さがあっていいかなと満足した。
この日は、描き初めをしようと思い、自転車で淀川堤防を枚方あたりまで走った。いつもの枚方大橋が見える場所まで来ると、昨年河川敷の雑木林は伐採されて殆どなくなっていたので、淀川がよく見えるようになっていた。野鳥たちには可哀そうだなと思ったが、私には絵になる構図が良くなった。実は前日の3日の日に来てみたら、突風のような川風だったが、そんな中でもデッサンだけはなんとか出来た。そこで今日再度行ってみると、気温は昨日より低いが殆ど風もなく穏やかだったので、着彩して仕上げた。淀川は四季折々色合いを変えてくれるが、この日は冬のいい色をしていた。堤防に陣取って描いていると、同じくらいの年齢のご夫婦とお話する機会を得て有意義だった。 描き終えて : 以前からこの風景は何度か描いているが、やはり風景との出会いは一期一会だなと感じた。私の好きな風景の一つだ。
この日は、友人の誘いでわが町枚方市の東部に位置する「山田池公園」に行ってみた。地元に居ても機会がなければ行かないものだ。数日で新年だというのに、今年は最後までよくスケッチするものだと自分を褒めてやりたい。広い公園全体をを散策することは不可能なので、最初は小高い丘の上に上がって見下ろしてみた。ちょうど浮御堂が見えるいい構図。予報通りぽかぽか陽気で気分良かったが、次第に曇って風も出てきて冷えて来た。野鳥は、意外と少ないが、点景になった。随分昔に訪れて以来だったが、いい冬色をしていたので来た甲斐があった。季節を変えてまた来てみたくもなった。
今年の桜は昨年より遅くなり、4月上旬になった。友人や知人たちがフェイスブックなどに、桜風景をアップしているのを拝見していて、刺激を受けて描きたくなったので、とにかく家の近くの堤防に上がってみた。ここは、淀川の支流「穂谷川」河口付近(右から左奥の方へ流れている)。いつも散策するときによく通る小さな橋のたもとから対岸の桜並木を望んで描いてみた。手前に穂谷川の水門があって奥に見えているところは、淀川の対岸の高槻市方面である。何気ない自然の風景なので絵にするには難しかったが、堤防の斜面の鮮やかな草の色にも魅せられた。 描き終えて : 何とか桜のある風景を描くことが出来た。
この日は、熱中症との闘いは承知の上で、思い立って近くの淀川堤防に上がってみた。真夏に描くのは初めてだが、夏は夏でいい色しているので描いておきたかった。上流を向いて定番の比叡山とその向こうに比良山を望む構図で、四季折々いい眺めだといつも思っている。汗が滴り落ちる状態だが雰囲気を掴みたかった。この辺りは河川敷が広くて淀川の流れを、ここからは見ることが出来ない。右側は、樟葉・八幡市あたりで、左側は大山崎あたりになる。夏色は澄み切っているようで、いいなあとつくづく感じながら熱中症寸前で帰ることにした。 描き終えて : 自分自身の定番の風景だが、これからも時々描き残したいと思っている。
この日は、久しぶりに淀川風景を描きたくなって自転車で枚方方面に走った。ここは、枚方鍵屋浦あたりの淀川河川公園で、1997年の大阪「なみはや国体」のカヌー会場にもなったとことろ。真夏に描くことは今まで殆どなかったが、午前中で暑さは少しマシだった。この広い公園から上流を眺めると遠くには比叡山、比良山を望むことが出来る。コロナになってから特に淀川風景を再認識し、時々思い立って描いているが、この日も想像していたような風景に出会えた。現場の色合いを大事にして仕上げた。 描き終えて : 1時間余りじっとしていると、やっぱり汗が滲んできたので、早々に退散した。
この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で、枚方市穂谷へ。午前中は、バス停から少し高台に上がり俯瞰して描いた。昼食は付近にお店がないので、各自持参したお弁当を集落の真ん中にある穂谷新池公園の東屋でスケッチ談義をしながら休憩した。午後は、集落を少し見上げるような風景にしたが、この構図は今まで描いていなかったので、出来上がってみたら気に入った。長い間描いていると同じ所へ行く機会も多くなり、何とかして別のアングルをと思う。この日は、本当に雲一つない最高の天気に恵まれて気持ちよく描くことが出来た。この後、枚方市駅行きのバスで戻ることにして反省会をすることにした。 描き終えて : 穂谷には40年ほど前から来ているが、やはりいつも風景に出会う楽しみは一期一会で変わらないなあと感じていた。
この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で、枚方 穂谷へ。以前から何度か描いているが、初夏に来たのは初めて。だけど昔に比べると随分風景が変わったように思う。いつものように終点のバス停から散策しながら構図を探すことにした。少し高台に上がってみると、描いたことのない、俯瞰するような風景に出会えたので、大き目の紙にした。ここ穂谷は、2009年「にほんの里100選」に選ばれたところ。この日は、朝から雲一つない快晴で、午前中はここで気持ちよく描くことにした。 描き終えて : 今年は、新緑の季節に描く機会が多くあって天候にも恵まれた。
今年は今日が最高だと考えて近くの淀川堤防へ。明日から天候が下り坂、また桜と菜の花の風景も今日が一番だと思った。今回は、堤防から降りる細い坂道の途中から立ち描きしてみた。快晴で風もないが、紫外線が強いので日焼けに注意だ。桜が見えるあたりは、淀川に流れ込む支流の穂谷川の堤防になるが、この2色の組み合わせが気に入って毎年描いている。真ん中遠くに、比良山、比叡山などを望み、左側奥は、対岸の大山崎町あたりで、右側は、樟葉、八幡市あたりになる。コロナになってからこのあたりで描くのも4年目になるが、これからも毎年工夫しながら心に残る風景を描いていきたいと思っている。 描き終えて : 天候にも恵まれて、なんとか仕上げることが出来てよかった。
この日は、すごい寒気団が南下して起きてみると、一面銀世界。こんなに積雪したことはなかったなあと思い、と同時に思い立って「描きたいの一心」で早速堤防へ。家の前の道路も凍っていてやばかったが、構図を探すには自転車に頼るしかない。堤防に上がると、マイナス気温で道路も凍っていた。いつもの場所あたりに行って描くことにした。今まで見たことのない風景に魅せられたが、指先からジンジンと冷たさが伝わってきた。残念だが、限界を感じて途中で引き上げて帰ってから仕上げた。いつもの淀川堤防が本当に素晴らしい色に染まっていた。 描き終えて : こんな風景に出会えることは、なかなかないだろうと思いながら、無地帰って来て安堵した。
最近いい天気が続いていたので、連日4km程度ウォーキングしていたが、今日は自転車で枚方方面へ走った。これまでも描いている枚方大橋が見えるあたりまで来てみた。これから木々が茂れば見えなくなる大橋を望んで描いてみた。寒さもましで、風もなく心地よい気分で、短時間に空気感をスケッチしてみたが、全体的にいい色をしていた。堤防界隈は、ウォーキング、ランニング、サイクリングと様々なスタイルで皆さん楽しんでいる。 描き終えて : つくし採りをしている方もあり、やっと春になったと感じた。
この日も思い立って近くの淀川堤防に上がって、いい眺めを探してみた。1週間前の描き初めの時と違い穏やかな天候。今回は、同じような場所から京都の方を望んでみた。左側が淀川河川敷、奥は対岸の大山崎あたりで、右側は、樟葉、八幡市あたり。正面奥は、少し霞んでいたが、右側が比叡山で頂上に雪化粧しているのが比良山。コロナになってから場所を少し変えては何度か描いているが、やはり道がカーブしているところが絵になるように思う。この時期はジョギングしている方が多い。 描き終えて : この日も冬色の原風景を描くことが出来て納得した。
新年を迎え、この日は、描き初めの気分になり天気も良さそうなので、いつもの近くの淀川の堤防に上がってみた。コロナになってからよく散策し何度か描いたところ。少し大阪寄りに歩いたところから南を向いて描いてみた。右側が淀川左岸河川敷。真ん中奥に小さく大阪駅近くの高層ビル群が薄っすらと見えていた。午前中は晴れ間もあったが、やはり向かい風が強く飛ばされそうになる中、なんとか仕上げてみた。身体の芯まで冷え切ってしまったが、四季折々色んな顔を見せてくれるので、毎回楽しみだ。今年もまた季節に合わせてできるだけ描いていきたいと思っている。 描き終えて : 冬枯れた淀川縁の風景もいいものだった。
この日は、絵游会の枚方市内に住むメンバーと淀川畔で春風景を描くことにした。午後は、枚方 磯島へ行き枚方大橋あたりを描いた後、風が出て寒くなってきたが、堤防そばの磯島の集落を最後に早描きした。ここにも菜の花(からし菜)が残っていて町並とのバランスが良かった。遠くに京都方面を望んだ。着彩は後日したものである。 描き終えて : この日は、私の住む牧野から磯島まで淀川縁の春風景を満喫した。
この日は、ウォーキングする淀川堤防から、いつも見えていて気になる風景があったので、来てみた。ここは、自宅近くの「渚水みらいセンター」の北側の風景で、一枚描いて場所を変えてみるとまた絵になる感じだったので、もう一枚描くことにした。ちょうど川面にサギが一羽居たので点景として入れてみた。このあたりでは、沢山の野鳥に会うことが出来て、先日もこの近くで「枚方市の鳥 カワセミ」も観ることが出来た。春間近の静かな風景を楽しんで描いた。 描き終えて : コロナ禍で近くを散策してスケッチすることが出来て嬉しい。
この日は、ウォーキングする淀川堤防から、いつも見えていて気になる風景があったので、来てみた。ここは、自宅から程近いところにある「渚水みらいセンター」という公共施設である。描いた場所からは左に雑木林があり、用水路越しにはウォーキングしている淀川堤防、その奥に見えている山は淀川対岸の高槻市あたりである。3月中旬だったので、まだ春早い時期の景色だったが、こんな感じもいいかなと思い、また構図も気に入ったので描いてみた。 描き終えて : 余り描き慣れない風景だったが、何となく気に入った。
この日は、絵游会の枚方市内に住むメンバーに私の住む牧野に来ていただき、淀川畔で春風景を描くことにした。午前中牧野で描いた後、午後は枚方へ行って枚方大橋を望む構図で描くことにした。淀川が右から流れてきて真ん中奥に流れていき、橋を右側に渡ると高槻市方面。草木が芽吹いてきて枯草などと相まった風景だが、午後になり、川風が強くなり寒さも出てきたので、淡彩スケッチ程度にしてサラッと仕上げたもの。 描き終えて : 風と寒さに悩まされて早々に引き上げたので、メリハリが効いていない。
この日は、絵游会の枚方市内に住むメンバーに私の住む牧野に来ていただき、淀川畔で春風景を描くことにした。最初に京都方面を描いた後、もう一枚今度は大阪方面を向いてみた。こちらも何度か場所を変えながら描いている構図だが、この日は春霞で右奥に見える大阪駅前の高層ビル群は望めなかった。あまり変化のない何気ない風景だが、のどかな感じと春を満喫しながら皆と描いた。 描き終えて : 町並を主にして描いているが、自然の風景もいいものだ。
この日は、コロナ禍でなかなか集まれなかった絵游会の枚方市内に住むメンバーに私の住む牧野に来ていただき、淀川畔の春風景を描くことにした。京阪電車牧野駅に集合して近くの淀川堤防へ案内した。まだ、菜の花(からし菜)は大丈夫で皆さんと楽しく描いたが、この時期ずうっと春霞が続いていて、遠くはすっきりと見えなかった。皆さんには、春色は十分感じていただけたかなと思っている。これは、京都方面を観た風景で、私は先日も同じような場所から描いたが、少し場所を変えるとまた雰囲気が違っていいものだった。 描き終えて : 1時間程度に時間を切って仕上げたもの。
この日も、また自宅近くの淀川縁を自転車で走り春の構図を探した。淀川畔の草木も徐々に春色になりつつあり、爽やかさを感じた。牧野から樟葉寄りに少し上がったところで、対岸は高槻市あたりのビル群が見える。淀川が静かに流れている何気ない風景だが、穏やかな日差しの中でのんびりと描くことが出来た。このあたりもコロナになってから探した構図である。 描き終えて : 早描きしてサラッと着彩しただけで雰囲気を掴んでみた。
コロナになり3年目の春を迎えたが、この日も、また自宅近くの淀川堤防に上がって、春の風景を求めた。この方向では何度か描いているが、桜と菜の花(からし菜)が一緒に描ける時期が短い中で、この日は凄くタイミングが良かった。右側には樟葉方面のタワーマンションが見えて、遠くに比叡山、比良山系が霞んでいた。ここに住んで40年以上になるが、コロナで自粛する中、淀川堤防あたりを散策しながら構図を探してきた。そういった意味では再認識できてよかったのかもしれない。 描き終えて : 桜もからし菜も少し強調して仕上げてみた。
この日は、暖かくなるという予報を聞き、枚方市内の出屋敷元町あたりへ桜を求めて出かけた。ここは「東高野街道」で、この街道は、京都と高野山を結び、河内国を縦断する道で生駒西麓を南下し、河内長野で大阪・堺から南下してきた「西高野街道」と合流し紀見峠に至る。平安時代の終わり頃から高野聖の活動により高野山参詣が盛んになり、多くの人が行き交う道となったようだ。街道の面影が今なお残る町並だが、ここは坂になったあたりで右手の円通寺の境内の見事な満開の桜にスポットをあてて描いてみた。ポカポカ陽気で風もなく最高の気分で仕上げることが出来た。この後、近くに住む友人宅にお邪魔して楽しいひと時を過ごさせていただいた。 描き終えて : 桜色は素敵でいい匂いだが、難しいものだ。
この日も自転車で淀川の下流を目指して堤防を走った。ここは磯島あたりで、淀川が右から蛇行して流れていくところ。枚方大橋を望む風景はこのあたりから何度か描いているが、この場所は、淀川がよく見えて好きな色に輝いていた。手前の河川敷は、ススキなどで枯れ野になり、今が一番の冬色だった。遠くに見えるマンションは枚方側のランドマーク的な存在でポイントになっている。橋を右に渡ると高槻市方面になる。風が徐々に強くなり飛ばされそうになったが、なんとか現場で仕上げた。 描き終えて : 淀川も四季折々素晴らしい色に染まるので、これからも散策して描こうと考えた。
この日は、余りにいい天気だったので、近くの淀川縁を自転車で散策。牧野から少し樟葉寄りに上がったところで、淀川が良く見える場所を見つけたので描いてみた。淀川は真ん中奥から右へ蛇行して中州を挟んで左へ流れて行く。遠く正面奥の右に比叡山、左に比良山が薄っすらと見えていた。右側は京都府八幡市あたり、左側は大阪府島本町あたりだが、春霞で全体的に靄がかかったような風景だった。手前に枯草が広がっていて表現が難しかった。描いている場所は、川縁のサイクリングロードで多くの方が利用されている。 描き終えて : 現場仕上げのままだが、やはり冬枯れた色はいいものだった。
この日もまた快晴で風もなく穏やかだったので、再度淀川堤防に上がりスケッチすることにした。先日の上流を向いた比良山の雪景色風景とほぼ同じ場所から、今回は下流を向いて描いてみた。右奥には、20数km先の大阪駅前の高層ビル群が、この日はよく見えたので点景になった。手前一面が淀川左岸河川敷で、冬枯れた色としてはこの時期が一番だと感じた。3月中旬のような天候だったので、汗ばむ感じの中、数人の方とのスケッチ談義もしながら気分良く仕上げることが出来た。 描き終えて : コロナ禍で3年目になるウォーキングの中、淀川の四季を再認識した風景の一枚になった。
ここ数日不安定な寒い日が続いたが、今朝は最高の天気。快晴の冬の空色に魅せられて、早速淀川堤防に上がってみた。ここはよくウォークするコースだが、最近なかなか比良山系の雪景色が望めなかった。今日は素晴らしい眺めで、風もなく暖かかったので、現地で仕上げることが出来た。今冬は厳しい寒さとコロナ禍に悩まされ続けているが、気持ちよく描くことが出来て納得した。 描き終えて : 我が家からすぐの淀川堤防も、まだまだ描くところはあると思う。
この日は、描き初めをしたあくる日になるが、同じように快晴でポカポカ陽気だったので、友人も誘って再度淀川縁へ。ここは、淀川の支流穂谷川の河口あたりで、この日の淀川も波もなく静かに流れていた。対岸は高槻市あたりになる。ここからも冬の茶系色に染まった景色を観ることができ、「わんど」にはカモたちがゆったりと気持ちよさそうに休んでいた。おこがましいが、好きなターナーのような色合いになったように一人思っていた。 描き終えて : 最高の三連休だったので、二日続いて思いもよらない原風景を描くことが出来た。
この日は、遅くなったが描き初めをした。きっかけは、三連休の初日、近くの淀川べりをウォークしてみるとポカポカ陽気だったので、あくる日早速描くことにした。この日も快晴で、描いていると何人かの方とスケッチ談義も出来て嬉しくなった。この場所は、右側が淀川河川敷になり、奥の方で左に蛇行しているところ。右奥には梅田界隈の高層ビル群も霞んでいたがうっすらと見えていた。真ん中に見える小さな石の道標は、この場所が大阪湾の河口から30kmを示す標識だ。全体的に冬色に染まっていていい感じだった。 描き終えて : 描き初めをしたいなあと思っていたので、近くで描くことが出来て満足した。
この日は、友人と久しぶりにわが町枚方市の穂谷に行ってみた。京阪電車枚方市駅からバスで50分くらいで到着。午前中は少し小高いところから俯瞰した構図をじっくり描き、その場所で持参したおにぎりで昼食にしたが秋空のもと最高だった。その後、集落に戻り大和棟の家屋や蔵などの構図でもう一枚描いてみた。少し雲が出てきたが、気持ちよく描くことが出来た。 描き終えて : まだまだ四季折々穂谷の風景は絵になると感じた。
この日は、友人と久しぶりにわが町枚方市の穂谷に行ってみた。京阪電車枚方市駅からバスで50分くらいで到着。40年くらい前から何度も描きに来ているが、茅葺や大和棟の家屋は少なくなった。だけど今なお鄙びた雰囲気の風景は十分残っている。この日は最高の天候、秋の清々しい空気の中で、気持ちよく描くことが出来た。ゆっくりと現場で仕上げてみた。 描き終えて : 茅葺の家屋が多かった頃が懐かしいが、いつ来ても感動はもらえる。
この日は、枚方市樟葉の友人と地元を描くことにした。京阪樟葉駅から徒歩10分程度の南楠葉。午前中1枚描き、午後も散策して構図を探したが、同じような場所に戻ってきてしまいもう一枚描くことにした。蔵のある大きなお屋敷が見えて、レトロな塀も絵になるかなと思い描いてみた。この風景ならもっと大き目の紙に描くべきであったと反省。 描き終えて : やはり昔に比べると懐かしい町並が少なくなっていたので残念だった。
この日は、枚方樟葉の友人と地元を描くことにした。ここは、京阪樟葉駅から徒歩10分程度の場所。南楠葉という地名で、まだ懐かしい町並が残っていたので、ここにした。描いていると30年近く前この通りの向こう側から描いたことを想い出した。その頃は、こういった町並がまだまだ沢山残っていて、大きな屋敷に蔵がある家が多かった。現在は、新しい住宅に建て替えられているところが多い。昔を懐かしんで日陰に入って描いてみた。 描き終えて : 久しぶりに地元で閑静な町並を味わうことが出来た。
この日は、友人らと京阪電車枚方市駅から、枚方宿界隈を散策し、午前中は近くの「意賀美(おかみ)神社」で梅林を描いた。午後は、枚方宿の京街道を西に歩いて構図を探してみたが、枚方宿鍵屋資料館あたりまで来たのでここにした。何度か描いているが、今回は同資料館を中心にした。同資料館は、江戸時代、伏見と大坂を結ぶ三十石船の船待ちの宿「鍵屋」として賑わっていた。平成9年までは料亭を営まれていたが、平成13年からは、市立枚方宿鍵屋資料館となった。いつ来ても往時の雰囲気が残っていて絵になる風景だ。 描き終えて : 枚方宿を久しぶりに歩いてみたが、以前より描く構図が少なくなっていたので残念だった。
この日は、枚方市駅、枚方公園駅のどちらからも近い「意賀美(おかみ)神社」の梅林見物に友人と来てみた。見頃は過ぎたようだったが、まだ紅白の梅に出会えた。同神社は、万年寺山にあり、淀川や枚方大橋を一望できる見晴らしの良いところ。枚方八景の一つ「万年寺山の緑陰」として設定されていて、石段の参道を登りつめたところに十三重の石塔などがある。木立の間から見える神社ののぼり旗や鳥居が点景になった。梅の着彩は満開の時をイメージしてみた。 描き終えて : 以前にも描いたことがあるが、今回も梅の表現が難しいと感じた。
この日は、自宅近くの淀川の堤防にあがって遠くを望むことにした。最初は、大阪方面を描いてみて、次に京都方面を望んだ。大阪方面とは違い、淀川を挟んだ右側は八幡市あたりで、左側は長岡京市、大山崎あたり。はるか遠くには、比叡山、その奥に雪をかぶった比良山まで見える風景。ここからもススキや冬枯れた木々などの色合いが絵になった。 描き終えて : 今まで感じなかった淀川の四季に触れることが出来たので、これからもウォークを続けることにした。
この日は、自宅近くの淀川の堤防から大阪方面を望んで描いてみた。コロナ禍で自粛中、スケッチに出掛けにくいので、淀川の堤防をウォークすることが多い。昨春は堤防を散策しながら野草を描いたりしたが、今年は、この時期の枯れた色の景色に魅せられて描きたくなった。群生するすすきもいい感じだった。ここからは、遠くに大阪梅田界隈の高層ビルを望むことが出来るが、少し場所を変えれば、「あべのハルカス」までも小さいが見える。 描き終えて : コロナ禍で昨年から淀川堤防をよくウォークしたが、四季折々色んな顔を見せてくれるんだなと感じた。
この時期になると、シクラメンの鉢植えがお店に並ぶので、毎年一鉢買うことにしている。好きな色を見つけた。数日間鑑賞していたが、描きたくなったので、思案した結果、恥ずかしながら描いてみた。ご笑覧ください。 描き終えて : 最近は、殆ど静物を描かなくなったので、つくづく難しいものだと感じた。
この日も近くの淀川の堤防を散策し野草を観察。堤防から下に目をやると、レンゲ畑になった田んぼを発見、早速降りて行き群生しているレンゲソウを描いてみた。こんなふうに自然の中で描くのはいいもんだと改めて感じたが、慣れないモチーフは難しいものだ。これからも一日4〜5kmくらいは堤防を散策して健康管理に努めなければと思っている。 描き終えて : 変化のない単純な構図になってしまったのが、残念。
この日も近くの淀川の堤防を散策し道端の野草を観察。今回はたくさん咲いていたタンポポに決め、道端に座り込んで、じっくり見ながら描いてみた。淀川の川風に吹かれながら、暫し新型コロナのことは忘れて楽しんだ。この堤防は今、歩く人、走る人、サイクリングする人が多い。 描き終えて : 今までこんなに堤防を散策しなかったが、天気がよければ、3kmくらいは歩いている。健康管理に少しは役立っているかな。
この日もすぐ近くの淀川の堤防を散策し描いてみた。右側は枚方樟葉方面で駅前の高層マンションがそびえる。左側は京都大山崎町あたり。中央の奥は、春霞ではっきりしないが、比叡山あたりだと思う。この構図は、黄色い絨毯のようなセイヨウカラシナの向こうに、淀川の支流の穂谷川沿いの桜が望めて、コントラストが気に入った。新コロナが早く収束することを願いつつ、工夫をしながら今後もスケッチしていこうかなと思っている。 描き終えて : これまで淀川の堤防をゆっくり散策する機会がなかったので、今回は新しい発見だ。
引き続き遠出のスケッチは自粛しているが、運動不足とストレス解消のため私の住む枚方市牧野の淀川の堤防を散策している。先日は菜の花に魅せられて描いてみたが、今回は道端に目をやると可愛い野草も咲いている。名前はわからないが、群生していた様子がいい感じだったので、描いてみた。町並ばかり最近は描いているが、植物もいいものだなあと思った。 描き終えて : 堤防の天気も毎日変わるが、風のない晴天は最高。
大変なご時世になり、遠出のスケッチは自粛している。この日は、わが町枚方牧野の桜を描いてみようかなと思って行ってみた。ここは、枚方八景の一つに選ばれている「牧野の桜」。京阪電車牧野駅から程近い牧野公園。奥に見える神社は、桃山時代の華麗な建築の片埜(かたの)神社。満開は間近で、園内には一組だけシートを敷いて楽しんでいた。構図を思案して一枚描いてみたが、桜の色は難しいなあ。 描き終えて : 風が強くて変わりやすい天気に悩まされた。
これは、私の住む牧野の横を流れる淀川の堤防に上がってみると昨年より随分早く菜の花が咲き誇っていた。この日は絵の道具を持ち合わせてなかったので、あくる日に再度行って描いてみた。この場所は、牧野から大阪方面を向いて少し淀川が蛇行するあたりで黄色の絨毯に魅せられた。澄み切った日には真ん中奥に大阪梅田界隈の高層ビルも望める。左端遠くに渚市民体育館あたりが小さく見えている。 描き終えて : 幾分黄色を強調しすぎたが、菜の花の表現は難しい。
この日は、7年ぶりにわが町枚方「淀川 鍵屋浦」の風景を描きたくなり行ってみた。友人二人も参加してくれたが、川風が強かった。以前に比べるとやはり水辺の木々は茂っていたが、右奥から流れてきて、真ん中に見える枚方大橋あたりで少し蛇行して下流に向かう淀川。何度か描いているが、ここからの構図が好きである。帰ってからわかったことだが、この日は昨年より18日早い木枯らし1号が吹いたとのことで、本当に寒かった。A1ボードにアルシュの全紙(56×76)を水張りして描いてみた。 描き終えて : 寒さに負けないで、2時間半くらいかかったが、よく頑張ったと思っている。
この日は、友人Yさんと久しぶりに穂谷に来てみた。午前中は高台から俯瞰的に黄色い秋を描き、午後は反対側に来てみた。ここからもこれまで何度となく描いているが、また違った感じがする。造り酒屋の蔵もなくなり少し寂しい景色になったが、まだまだ絵になる枚方を代表する風景だと思っている。殆ど人影はなく大き目の紙にゆっくり描くことができた。 描き終えて : この時期山の木々や緑の風景は刻々と変わるが、穂谷を描くことが出来て納得。誘ってくれたYさんに感謝です。
この日は、友人Yさんから穂谷を描きたいと連絡を受け、どこかに行きたいと思っていたので、ラッキーだった。今秋も明日香村には行く機会を逃したが、穂谷に来てみると、黄色い秋に出会えてまたまたラッキーだった。穂谷は6年前の秋、今年1月に亡くなられた与堂さんと、ひまつぶしさん、Kさんとご一緒して描かせていただいたので、特に懐かしく感じる。この日は蒸し暑さがぶり返して辛かったが、風景に合わせて大き目の紙に描いてみた。 描き終えて : 昔から何度となく来ているが、実りの秋を描いたのは初めて。今年は結構原風景を描いているなあとふと振り返った。
ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で、昨年描いたわが町枚方のひなびた里、穂谷の風景。 この日は午前中は高台から描き、午後は散策しながら集落の見える風景を探し、最終的にここで描くことにした。しかし、現場では仕上がってなかったので完成させた。 描き終えて : 何度か描いていても、その都度風景は違った感じで新鮮だけど、気に入ったものになるかは定かでないと思っている。
ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会。わが町枚方のひなびた里、穂谷に1年ぶりに来てみた。 何度か描いているが、今回は別の高台に上がる。この日は前日と打って変わって快晴。少し大き目の紙に、春のうららかな陽ざしの中でゆったりとした気分で描くことが出来て、山里の風景を思う存分肌で感じた。気に入った一枚が出来あがり納得。
この日は、絵游会新春スケッチ、近場の枚方宿界隈で開催。 三枚目は、枚方市駅前に戻り、ロータリーを見下ろす位置から描いてみた。しかし、ここも厳しい吹きさらしで、ビル風が通り抜けるため、後ろから強風にあおられ体感温度がドンドン下がる。着彩までしたかったが、到底我慢できる状態ではないので、15分程度のデッサンだけにした。 左端は、京阪枚方市駅、真ん中は昭和50年にオープンした「サンプラザ3号館」、その横は一昨年オープンした「HIRAKATA T−SITE」、新旧のビルが並んでいる。 描き終えて : 早く描くのもいいことだと思う。短時間にモチーフをよく見て、特徴をとらえて一気に描くのでいい絵にもなる。しかし、この絵は、着彩がゴテゴテし、良くない仕上がり。
この日は、絵游会新春スケッチ、近場の枚方宿界隈で開催。 吹きさらしの御茶屋御殿跡で描いた後、万年寺山を下り、京阪枚方市駅近くに。ここは、「カトリック枚方教会」あたりで、二つの塔を持った聖堂がポイント。いつも京阪電車から見ている風景だが、近寄ってみると聖堂が上手く見えなくて構図に迷った。結局、通りが三叉路になったあたりで見上げてみた。寒さは少しましだったが、すでに身体は冷え切っており、絶えず屈伸などして気合を入れてほぼ完成させた。 描き終えて : この時期のスケッチは、本当に厳しい。寒さ対策をしていても1時間程度同じ場所で耐えることは難しく、仕上がりにも影響してしまう。
この日は、絵游会新春スケッチ、近場の枚方宿界隈で開催。 ここは、豊臣秀吉が建てた御茶屋御殿跡で、万年寺山の中腹の台地に位置する。万年寺山は枚方八景の一つで、丘の上には意賀美(おかみ)神社があり、境内の梅は名所になっている。ここから淀川や京街道、枚方宿を見下ろせるが、今は歴史的な町並が少なくなっている。遠くには枚方大橋や淀川を挟んで対岸の西国街道、茨木、高槻方面を望める。この日は、冬空の厳しい寒さ、風も強くて体感温度はマイナス。その上、この場所が吹きさらしなので、凍えそうになった。この天候にもかかわらず、メンバーのスケッチ意欲は素晴らしく、市内で絵を描いているのは私たちだけかなと思った。 描き終えて : 現地の雰囲気を大切にしたかったが、 厳寒と強風には勝てなくて、8割が限界、帰ってから仕上げた。
ここは、家の近くの淀川堤防。2017年1月と6月にも同じ構図で描いてみたが、この日は大きなサイズで挑戦。レジャーシートを敷き、師走でも比較的暖かい陽ざしの中で、座り込んで描いてみた。この時期は空気が澄みわたることが少ないようで、遠くの比叡山方面も霞んでいたが、「冬霞」もまたいいものだと思いながら仕上げてみた。 原風景は、季節により彩りが変化するので面白い。北を向いて真ん中が淀川、右は樟葉、八幡・橋本あたり、左は大山崎あたり。 描き終えて : このサイズは、ぐるーぷ展に出品のため描いたが、こんな広い風景をゆったりとした気分で描くのもたまにはいいものだと感じた。った。
絵游会のメンバーとわが町枚方市駅前へ 朝からあいにくの雨模様、午前中には上がる予報だったが、小雨の中仕方なく市駅前のロータリーで軒を探して描いてみた。枚方市駅前は、昭和50年に再開発事業により3棟のビルで新しく整備された。その後、時の経過とともに、昨年、この一角に右手に見える「HIRAKATA T-SITE」が進出し、旧態依然とした駅前からお洒落な風景に生まれ変わった。午前中2枚描いたが、もう一枚は絵にならず。午後も止まないためこの日は断念した。 描き終えて : ロータリーを俯瞰する風景を描きたかったが、雨には勝てず、描きたい構図が選べず、残念な一日になった。
梅雨入りしてからは空梅雨で、清々しい天候が続いている。そんな中、間もなく雨模様と予報が出たので、自宅近くの淀川堤防に上がり、初夏の風景を楽しんでみた。 上流を望むと、右側は八幡市、男山あたり、左側は島本町、大山崎あたり、真ん中は三川(桂川、宇治川、木津川)合流付近で、春の「背割堤の桜」が有名。遠くに比叡山が霞んで見えたが、夏本番を向かえたいい眺め。描き終えた頃には日差しが厳しくなってきた。
穂谷の2枚目は、集落を見下ろす高台に陣取って描くことになった。しかし、まずは腹ごしらえ、お三方と一緒におにぎりでの昼食となった。 昼食後、少し風も出てきて寒くなったが、気合いを入れて描いた。しかし、描いている間、ひまつぶしさんと与堂さんは、絵具やモチーフ、描き方など終始スケッチ談義をされていて、本当に楽しんで描いておられるんだなあと思った。 原風景はなかなか手ごわく、お三方とご一緒させていただきたくさん勉強や感動をいただきました。 枚方まで帰ってきて、皆さんと美味しいものを食べながら、スケッチ談義の続きに盛り上がり、素晴らしい一日となりました。お三方に感謝しております。
先月は雨で中止、今月やっと実現した。ひまつぶしさん、Kさん、そして与堂さん。風景スケッチをされている皆さんなら、憧れのお三方である。 ご多用の中、私の町「枚方」へ、京阪電車の枚方市駅からバスで45分くらい西に、京田辺市や生駒市に接するあたりで、2009年朝日新聞の「にほんの里100選」に選ばれた「穂谷」に来ていただいた。 午前中は、刈り入れが終わり、また新たな芽が出た棚田あたりを描いた。原風景そのままで、左手の森は手つかずのようで、与堂さんが「カラスウリ」を見つけられ、自然な状態のものは珍しいと言われていた。葉は枯れていたが、実はまだ綺麗な色をつけていた。その内与堂さんのホームページのどこかでお目にかかれるのではないかと思っている。 午前中は、思ったより寒さはましで、ポカポカ陽気になりご一緒に描かせていただいた。私にとっては、「メモリアルでいい日」となった。
鍵屋あたりを描いた後、京街道を東に散策し、街道に面している旧庄屋で問屋役人の木南邸界隈を描いた。このあたりも町家が少なくなり、街道の風情が無くなりつつある。 暑さはどんどん増して、日陰を探して立って描いていても、汗が噴き出してきてたまらなかった。
京街道の東側から描いた後、今度は鍵屋の正面に近い場所から描いてみた。日差しも強くなってきたので、少し小さめの紙にして、立ち描きした。この京街道も以前は多数歴史のある町家が残っていたが、時代の流れとともに、数少なくなってしまい、町並を描いている私たちにとっては、残念である。
ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で、午前中は、わが町枚方の京街道を散策し、枚方宿鍵屋資料館あたりを描いた。江戸時代徳川幕府は、東海道を整備し、伏見、淀、枚方、守口の4宿場を追加指定したため、東海道57次となり、旧枚方宿は56番目の宿場町となった。 この鍵屋は、当時船待ち宿であったが、平成13年7月、19世紀初頭の鍵屋に復元され市立の資料館として開館、旧枚方宿の文化や歴史を伝承し、企画・常設展示や、講座等も開催されている。奥のビルは鍵屋別館で、今は内部がリニューアルされ、飲食、雑貨等さまざまな業種のお店が入っている。 先日、枚方市駅近で食事をしたお店で、「鍵屋を描いておられましたね」と声をかけられ、嬉しかった。 今、この絵は、縁あって枚方市中宮本町にある「くらわんかラーメン」屋さんに飾っていただいている。
ここは、わが町枚方市の出屋敷、「東高野街道」の道標があるあたり。 相当以前にも描いた事があるが、左手の町並は変わっていなかった。 空海(弘法大師)は、高野山に金剛峰寺を建て、のちに11〜2世紀頃から空海を尊崇する人たちは、高野詣をするようになり、大山崎からの道を東高野街道と呼ばれていたようだ。 午後3時をまわった頃であったが、人通りも少なくゆっくり描くことができてよかった。
以前に、この枚方鍵屋浦の春と秋の風景(gallery 近畿地方に掲載済)を描いた。 そこで、この日は、真冬を描こうと決めていたので、非常に冷え込んだが、淀川左岸 枚方磯島地区あたりの堤防に、ビニールシートを敷いて座り込んだ。A1の水張りしたボードに描きだしたが、デッサン時も着彩時にも吹雪かれて何度も手を休めた。ダウンのコートのフードもかぶり、寒さ対策をしっかりとしたが、まさに耐寒スケッチであった。 よろしければ、春と秋のスケッチもご覧ください。
特別史跡 百済寺跡 百済寺跡は、「枚方八景」の一つに指定されている。 今年の野外スケッチの描き初め。 手前が、西塔の礎石で遠くに見えるのが東塔の場所である。
特別史跡 百済寺跡 8世紀後半、奈良時代、東大寺大仏建立のために黄金を献上し、功績をあげた百済王敬福が河内守に任ぜられ、今の、枚方市中宮のこの地に氏寺として建立したものと考えられている。 昭和16年に国の史跡に指定され、昭和27年に特別史跡となった。 百済寺跡は、「枚方八景」の一つに指定されている。 今年の野外スケッチの描き初め。
昨年、5月14日にほぼ同じ構図で、春の鍵屋浦を描いたので、この日は、秋の鍵屋浦を描くことにした。ちょうど淀川が右手から流れてきて、見えている枚方大橋のあたりで蛇行して下流に進む箇所である。 枚方の磯島地区の淀川の堤防にレジャーシートを敷いて座り込んで、A1サイズの水張りしたボードに描いた。 寒さはましであったが、風はあり、思うように描けなかった。 昨年の春より長く、2時間半かかり、やはり、秋色は難しいものだとつくづく感じた。
この日は、2枚描き、これが最初のもの。風も強く少し高台から描いたので、下から吹き上げられ、こまった。そのうえ、なかなか秋の色合いは難しく、知らず知らずのうちに重ね塗ってしまい思うようにはいかなった。
この時期の穂谷を描きたくて、時間が出来たので、行ってみた。空模様は刻々と変わり、時雨れたり、照ったりと安定しない天候であった。 コスモスの里・穂谷でもあるが、もうシーズンオフのようで、訪れる人は少なかった。
穂谷は、「にほんの里100選」に選ばれたところ。先日も、ちょうどこのアングルで秋の穂谷を描いてきたが、枚方の観光スポットの一つである。 茅葺屋根は少なくなったが、里山のひなびた趣は、今も感じさせてくれる。
この絵も、茄子作(なすづくり)地区にある大和棟のお宅である。先日、春日神社に行った帰りに、探してみたが、見つからなかったので、少し残念であった。 茅葺であるため、維持するのも大変なんだろうなあとつくづく思った。
先日、枚方市内、茄子作という地域にある春日神社で一緒に絵を描く機会を得て、訪れた。 枚方市駅からバスで15分程度であるが、秋も深まり、境内は紅葉が盛り、村の鎮守様のような存在を感じさせるような、趣のある神社である。 この大和棟のお宅は、少し以前にサイクリング車で市内を描いていた時のもの。今も現存するが、このあたりは立派な家が並ぶ集落である。
悠彩会定例スケッチ会の午後は、淀川河川公園で描くことにした。 ここは、枚方八景の一つ「淀川の四季」である。淀川は、四季折々彩りを楽しませてくれる。 町並はなく原風景だけであるが、淀川の上流方面、遥か遠くに比叡山を望む風景を描いた。
この日は、私が悠彩会の定例スケッチ会の担当で、皆さんにわが町枚方に来ていただいた。 江戸時代には、東海道57次の56番目の宿場町として栄えていたが、当時の面影は残り少なくなった。 京街道筋1.5qの間には、今も何箇所か町家が点在して残っている。 毎月第2日曜日には、恒例となった「五六市」が、街道沿いに200近い出店によって賑わっている。 ここは、「くらわんかギャラリー」として枚方宿当時のゆかりの物産やグッズ類のお店でもある。
友人たちが毎年「サマーキャンプの集い」と称して、枚方市野外活動センターで開催。今年は私も参加させていただき、皆で自炊、夕食は贅沢なバーべキューコースで美味しく頂き、最高であった。 同センターは、枚方市の東部、穂谷に位置し、市の中心部より気温が2〜3度くらいは低く感じられ快適である。 朝、秋空となり、さわやかな風の中で、宿泊したロッジを描いたものである。
昨年、5月14日、わが町枚方の「淀川鍵屋浦・春霞(gallery近畿地方に掲載済み)」大阪方面を描いたが、今年の5月、今度は、京都・比叡山方面を望んで描いたものである。 しかし、当日は、やはり春霞で、ボードに水張りした水彩紙の三辺がはがれるくらいの暑さであった。 この2点は、先日の個展でメインとして展示し、わが町枚方を皆さんに知っていただこうと思ったものである。
枚方市の東部、里山が広がる穂谷地区。 ここは、棚田が広がるところで、上から見下ろすように描いてみた。
枚方市の東部に位置する穂谷地区で、最後に残る造り酒屋の重村酒造醸あたりの新緑の風景である。
私の住んでいる枚方の代表的な観光スポットである。 江戸時代に整備された京都と大坂を結んでいた京街道、そして、本陣や脇本陣があった枚方宿には、今も保存状態のよい町屋が残っており、このあたりも昔の風情が感じられるところである。
桜新地と呼ばれていたところで、明治の終わりから昭和40年頃には華やいでいた。今は、ほんの僅かになったが、昔の面影を残している。
2009「にほんの里100選」に選ばれた里山の原風景である。 穂谷地区の集落は、以前には茅葺きや大和棟が見られたが、今は少なくなった。
枚方は、江戸時代東海道56番目の宿場町として栄え、今も枚方宿の名残があります。春霞の淀川鍵屋浦をさわやかな気分で描くことができました。