本文へジャンプ   「町並彩歩」・水彩画  伊藤 隆(画游人)のスケッチ
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滋賀の風景


彦根市 彦根城を望む その2      2023.12.21  【28×38cm】   アルシュ細目



この日は、友人たちと少し足を延ばして初めての彦根城スケッチに。午前中は、名勝玄宮園からの素晴らしい眺めを1枚描いてお昼になったので、西側の元武家屋敷跡の方に行き、昼食タイムにした。午後は、西側の中堀あたりから城を望むことにした。ここからは、午前中の風景とは違って堀越に城が真ん中に見えて、左右に櫓が見える構図。そんなに大きな城ではないが、外観の美しさに魅力を感じた。昭和27年(1952)に国宝に指定されているが、彦根城以外の国宝天守は、姫路・松本・犬山・松江だけである。
描き終えて : 午後4時前になり底冷えがしてきたので、帰路につき京都駅まで戻って反省会をすることにした。


彦根市 彦根城を望む その1        2023.12.21  【28×38cm】   アルシュ細目



この日は、友人たちと少し足を延ばして初めての彦根城スケッチに。JR京都駅から新快速で彦根駅まで49分。遠くに感じるが時間的には早い。駅から琵琶湖の方に城が見えるまっすぐな道を散策しながら向かった。ここは、名勝玄宮園で素晴らしい庭園からの風景。中央に掘られた池泉には4つの中島が築かれ、様々な橋が架けられて自由に回遊するようになっている。園内には4つの茶屋があり、手前の建物もその一つである。往時は茶会を中心とした大名達の社交の場となっていたようだ。ここからの城の眺めは最高、日差しもあり暖かかったので、気分よく描いたが、この場所は時間的に逆光だったので見えにくく苦労した。水面に沢山のカモが水遊びをしていた。
描き終えて : この後、城の西側の元武家屋敷跡方面に移動して、美味しいお昼のお店を探すことにした。


大津市 比叡山 横川地域 横川中堂     2023.8.19    【28×38cm】   アルシュ細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で7年ぶりの比叡山。比叡山内シャトルバスでポイントを探することとし、最初は琵琶湖を俯瞰し、次に東塔地域の文殊楼を描いた。最後に、横川地域の横川中堂を描くことにした。848年に創建されたが、2度の焼失に遭い、現在の建物は昭和46年に復元されたもの。遣唐使で唐に渡る船をイメージして舞台造りとなっているとか。鮮やかなオレンジ色に輝いている感じが気に入ったが、上手く表現することは出来なった。
描き終えて : 比叡山内を駆け足で巡るスケッチだったが、以前より肌で感じることが出来た。


大津市 比叡山 東塔地域 文殊楼     2023.8.19    【28×38cm】   アルシュ細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で7年ぶりの比叡山。午前中は、比叡山内シャトルバスに乗車し、峰道バス停で降りて「比叡山峰道レストラン」の中から運よく琵琶湖を望む景色を描かせていただいた。レストランで昼食後、またシャトルバスで、次は根本中堂のある東塔地域へ。しかし、残念ながら2026年まで根本中堂は修復中なので、近くの文殊楼を描くことにした。ここからは、根本中堂を見下ろす位置になる。文殊楼は、延暦寺の山門であり、根本中堂の正門でもあり、国の重要文化財に指定されている。朱色と手前の十三重塔と合わせた構図が気に入ったが、暑さで汗だくになり、蚊にも悩まされた。
描き終えて : 避暑も兼ねて来てみたが、今夏はどこも同じで厳しい暑さに参った。


大津市 比叡山 琵琶湖遠望     2023.8.19    【38×56cm】   アルシュ細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ会で7年ぶりの比叡山。京阪出町柳駅に集合し、叡山電車の「おトクなチケット」を購入して出発。叡山電車、叡山ケーブル・ロープウェイと乗り継ぎ比叡山頂駅に到着。ここからは、比叡山内シャトルバスに乗車し、お寺はさておいて、まずは琵琶湖を遠望したくて、峰道バス停で降りた。すぐ近くに「比叡山峰道レストラン」があり、ここからの琵琶湖を望む景色は最高だった。眼下には、ちょうど湖西線と国道161号線が並んで走り、琵琶湖の向かい側には、この日は霞んではっきり見えなかったが、左のほうに近江富士あたりが見えるところ。この風景を運よくレストラン内から描かせていただき感謝した。
描き終えて : 外は暑いが、レストラン内は涼しくて気分良かった。現場仕上げ段階なので、加筆するか迷っている。


近江八幡市 八幡堀2022 初夏    2022.6.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、友人とドライブ&スケッチ。近江八幡市から船で渡った沖島が目的地で、2枚描くことが出来た。帰りは、船の都合で早目に戻ってきたので、久しぶりに八幡堀に来てみた。白雲閣の前の白雲橋のたもとから堀端に降りてみると、両岸の花しょうぶや、周囲の木々の色あいもいい感じだったので気に入った。描いていると、八幡堀めぐりの屋形船が忙しく行き交い、このあたりにも観光客が戻ってきて賑わいが感じられた。
描き終えて : 天候にも恵まれ沖島と欲張って八幡堀でも描くことが出来ていい一日になった。


近江八幡市 沖島 漁港あたり    2022.6.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、友人とドライブ&スケッチ。守山市の田村健太郎さんのアドバイスもあり近江八幡市の沖島へ。展望台で一枚描いて午前中は終了。港の漁業組合の食堂で休憩した後、近くでもう一枚描くことにした。これは、漁港の船溜を描いたもの。島の殆どは山で覆われているようで、集落は湖岸に面しているようだ。穏やかに時間が流れる中でなにか郷愁を感じながら短時間に雰囲気を描きとめてみた。便数が少ないので午後2時の通船で近江八幡堀切港に戻ることにした。初めて来て滞在時間が4時間余りだったが、また来てみたいと思えるような島だった。
描き終えて : 琵琶湖はやっぱり広くて大きなあとつくづく感じた。


近江八幡市 沖島 展望台から   2022.6.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、友人とドライブ&スケッチ。守山市の田村健太郎さんのアドバイスもあり近江八幡市の沖島へ。沖島は、離れ小島なので湖岸の堀切港まで行き、「おきしま通船」で約10分沖島港に着く。沖島は、日本で唯一の淡水湖に浮かぶ有人島。初めてなので島の方にも聞きながら散策し、少し行くと展望台があり眺めが良かったので描くことにした。右側奥が港である。この日はうす曇りだったので、遠くは霞んでいた。島内に自動車や信号機はないが、一軒あたり一隻以上の船を所有しているようだ。また、島内の移動手段は徒歩か三輪自転車である。この後、港に戻って漁業組合の食堂で地元の食材を使った天ぷら定食で昼休憩にしたが美味かった。
描き終えて : どことなくのどかな漁村に郷愁を感じ、自然を満喫できる雰囲気だった。


守山市 第1なぎさ公園 琵琶湖大橋を望む   2022.2.15   【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、友人を誘って滋賀県守山市へ、JR守山駅から10数km離れた第1なぎさ公園に行ってみた。午後は、琵琶湖畔から比良山系とのツーショットを描き、もう少し時間があったので左に目をやると琵琶湖大橋が見えた。構図もよく絵になる風景だったので、寒くなってきていたが急いでデッサンした。対岸は大津市堅田あたり、比良山系の南側になりこちらの尾根には雪はなかった。着彩までは気分的にも余裕がなかったので、後日仕上げた。
描き終えて : この日は、念願の守山市第1なぎさ公園に来てみて本当によかったと感動した。


守山市 第1なぎさ公園 比良山系を望む   2022.2.15   【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、友人を誘って滋賀県守山市へ。JR守山駅から10数km離れた第1なぎさ公園に行って、午前中は、名所になっている早咲きの菜の花と比良山系を描いた。昼食は、近くの琵琶湖のほとりにある広大なショッピングモールの「ピエリ守山」で美味しいトンカツにした。午後は、同モールの前の湖畔に出て、折角来たのだから琵琶湖と比良山系のツーショットにした。対岸は、大津市堅田あたりのようだ。結局この日は青空には恵まれなかったが、冬の寒空風景に愛着を覚えて描くことにした。冷たい風と寒さが増してきたので、短時間にスケッチしてこの雰囲気を残すためにさあっーと着彩した。
描き終えて : 後日写真を見ながら仕上げたが、やはりデッサンも着彩も現場に勝るものはないなあとつくづく感じた。


守山市 第1なぎさ公園 菜の花畑   2022.2.15   【38×56cm】   アルシュ細目



この日は、友人を誘って滋賀県守山市へ、よくテレビで観る風景に魅せられて来てみた。ここは、JR守山駅から10数km離れた第1なぎさ公園。すぐ近くに琵琶湖大橋有料道路があるところ。琵琶湖畔のこの場所は早咲のカンザキハナナ(約12,000本)が一面に咲いて、遠くに比良山系の雪景色が望める風景。琵琶湖は、菜の花畑の向こうに位置しているが、ここからは見えない。守山駅からはバスで片道30分以上かかり本数が少ないが、この時期定期観光タクシーがあり、片道ひとり300円という格安で運んでいただき最高だった。期待していた空模様ではなく曇り空だったが、これもまたいいなあと思い描いてみた。と言っても、まだまだ2月で風もきつくコンディションは良くなかったが、この雰囲気は描きとめたいと思い納得いくところまで着彩した。、
描き終えて : わが町淀川堤防から観ていた比良山の雪景色を、今年こそは近くで描きたく思っていたので、格安タクシーもあって嬉しくなった。


大津市 大津港 ミシガンクルーズ   2020.8.13    【24×33cm】   モンバルキャン中目



この日は、大津港から出航している琵琶湖の南湖をめぐるミシガンクルーズが目的で浜大津に来てみた。30年以上前から就航しているようだが、これまで機会がなかった。今回は、孫たちと一緒に童心に返っ多気分で1時間のクルーズを楽しんだ。下船して右手にビアンカも停泊していたので、想い出にと速描きでデッサンしてみた。
描き終えて :  外輪船ミシガンはすごく複雑な形だったので、雰囲気だけにした。


長浜市 北国街道 黒壁ガラス館あたり    2020.4.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、滋賀県へ所用で行く弟に便乗して長浜に来てみた。午前中3枚描き、郷土料理の焼鯖そうめんを「翼果楼(よかろう)」で食べた後、もう1枚描くことにした。ここは、北国街道で、奥には「旧第百三十国立銀行長浜支店」がリニューアルされた「黒壁ガラス館」も見えるメインの通り。お昼のお店もこの構図に入り気に入った風景。しかし、午後3時を回ると冷えてきたので、これでこの日はおしまいにした。
描き終えて :  時間的余裕が無かったが、描きたい構図で満足した。


長浜市 明治ステーション通り 舟板塀あたり   2020.4.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、滋賀県へ所用で行く弟に便乗して長浜に来てみた。「ながはま御坊表参道」あたりで2枚描き南の方へ移動。ここは湖上交通の拠点として栄えた「明治ステーション通り」で、このあたりは、土蔵の腰板として舟板を打ち付けた舟板塀の町並が残っていた。また、文明開化を感じさせるガス燈や豪商の邸宅も続いていた。遠くに伊吹山が霞んで見えた。
描き終えて :  本当に閑静な長浜の町並を感じた。


長浜市 ながはま御坊表参道あたり その2   2020.4.16    【28×39cm】   ウォーターフォード中目



この日は、滋賀県へ所用で行く弟に便乗して長浜に来てみた。「ながはま御坊表参道」あたりで1枚描いたあと移動を考えたが、米川に架かる「針屋橋」の上にいたので、西側の川筋を見ると、風情があるいい眺めだったので、同じ場所からもう1枚描くことにした。何となく気に入る構図で満足。
描き終えて :  静かな長浜を味わうことが出来たが、申し訳ないとも感じた。


長浜市 ながはま御坊表参道あたり    2020.4.16    【28×39cm】   アルシュ細目



この日は、滋賀県へ所用で行く弟に便乗して長浜に来てみた。例年ならこの時期は観光客で賑わっているはずだが、やはりここも静まり返って、殆ど地元の人だけのようだった。6年ぶりなので以前描かなかった「ながはま御坊表参道」あたりを散策。正面に長浜別院大通寺が見えて両サイドも絵になる町並。誰にも邪魔されず、見通しのよい構図でデッサンもやりやすかった。
描き終えて :  外出自粛の時期にスケッチしたことは反省している。


長浜市 余呉湖 冬日 その2    2019.12.23  【38×56cm】 アルシュ細目



この日は、友人達と滋賀県湖北の余呉湖へ。午前中一枚描き、午後は時雨れてきたので雨宿りをした後、余呉湖の北畔あたりから川並集落が見える場所を描いてみた。この構図は昨年亡くなられた与堂さんが描かれた風景とほぼ同じ。湖面の真ん中あたりにワカサギ釣りの囲みが見えた。ここからも冬枯れた感じで、陽も陰って来て刻々と色合いが変化する中、雰囲気を捉えてみた。
描き終えて :  現場の色はもっと濃かったが、仕上がったらこんな感じになった。


長浜市 余呉湖 冬日     2019.12.23  【38×56cm】 アルシュ細目



この日は、友人達と滋賀県湖北の余呉湖へ。友人の車だったので枚方から2時間余り。天候は朝から冬模様で時雨れてくるような感じ。到着後とりあえず余呉湖畔の余呉湖観光館に立ち寄り、絵になるポイントを教えてもらい、午前中は、東畔から対岸の川並集落が見える構図で描いてみた。寒さもましで風もないので湖面も辺り一面静かだった。冬の余呉湖を一度描きたくて嬉しくなってゆっくり描いてみた。山並みも冬色に染まっていたので感じたままを着彩した。
描き終えて :  10数年前の夏ごろに来たたことがあるが、今回は冬の余呉湖をなんとか納得して描けたように思った。


大津市  堅田 堅田港あたり    2018.10.20    【38×57cm】        アルシュ細目



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会。
JR湖西線堅田駅からバスで10分程度琵琶湖畔の本堅田地区に到着。ここは堅田港あたりで、満月寺浮御堂の北側の十六夜公園の向かい側。このあたりは琵琶湖の対岸が近いので、振り返れば近江富士が望めるところ。琵琶湖を背にして漁船やモーターボートなどが停泊している風情のある光景に魅せられて描いてみた。
描き終えて : 昔からデッサンは、「あたり」や「下書き線」は取らずにやってきた。そのため結果的に納得がいかない構図になることもあり、この絵もレイアウトはもう少し上に配置すれば、広がりや奥行きが出たかなと思っている。


大津市  石山あたり    2017.6.15    【24×33cm】         モンバルキャンソン



瀬田唐橋を望んで描いた後、2枚目は振り返って東海道・国道1号線の橋が見える何気ない風景を。ここは、JR石山駅から程近い当たり。湖畔の気持ちのいい風を感じながら、中学時代、琵琶湖の魚「ぼてじゃこ」釣りをした頃を思い浮かべながら描いてみた。


大津市  瀬田唐橋あたり   2017.6.15    【24×33cm】          モンバルキャンソン



この日は、瀬田の唐橋の中之島にある「ギャラリー唐橋」で開催の薮田和義さんの水彩画・滋賀の里山風景スケッチ展に出かけた。私は中学時代この近くに住んでいたので、早めに現地に到着し、湖畔から昔を懐かしく想い出しながら描いてみた。この日も爽やかな清々しい天気。薮田さんのほのぼのとした臨場感あふれる素晴らしい作品に感動した。


大津市  瀬田の唐橋から   2017.5.11    【24×33cm】          モンバルキャンソン



この日は、「ギャラリー唐橋」で児玉絋一さんの個展がありお伺いした。「ブログ10周年記念」と銘打った展覧会。出品数は100点、見応えがあり、ほのぼのとした作品に感動した。
帰りに瀬田川に架かる瀬田の唐橋の真ん中から、北の方角、琵琶湖方面を望んでメモスケッチ。実は、私、中学時代、1年半余りちょうどこのあたりに住んでいたので、この瀬田川でよく「ぼてじゃこ釣り」をして遊んだ日々などが懐かしく想い出された。遠くに比良山系を望み、琵琶湖から流れ出る瀬田川の雄大な風景にひと時浸ることが出来た。


東近江市 五個荘 金堂の町並 寺前・鯉通り  2016.10.18   【28×39cm】  



友人たちと東近江市五個荘金堂地区へ。
この日の最後は、弘誓寺や聖徳太子創建伝説の浄栄寺などが並び、生活用水の水路に錦鯉が泳ぐ寺前・鯉通りで描くことにした。
五個荘には初めて来てみたが、ここ金堂の町並は、古代条里制地割をもとに陣屋と社寺を中心とした湖東平野を代表する農村集落で、加えてここからてんびん棒を肩に全国に飛び出して活躍した近江商人の町なんだと、少しだけ肌で感じることが出来た。


東近江市 五個荘 金堂の町並 あきんど通りその2  2016.10.18   【38×57cm】  



友人たちと東近江市五個荘金堂地区へ。
平日のため観光客は少なくゆったりとした時間の中で描くことが出来る。あきんど通りでもう一枚少し位置を変えて同じ大き目の紙に描いてみた。
しかし、白壁の大きな蔵屋敷が接近する通りは圧巻で、絵の材料や構図はいくらでもあるので、迷ってしまう。この絵も全体のバランスが上手くいかなくて納得出来ない。


東近江市 五個荘 金堂の町並 あきんど通り   2016.10.18   【38×57cm】  



友人たちと東近江市五個荘金堂地区へ。
昼食は、タイムスリップしたような築200年の近江商人屋敷で「和」を満喫し、手打麺で一休み。ゆったりした後は、「あきんど通り」の重厚な蔵屋敷に挑戦。
いつもの倍の紙に描いてみたが、モチーフのスケールの大きさに負けてしまい、思い通りの構図にならなかった。


東近江市 五個荘 金堂の町並 花筏通り   2016.10.18    【28×39cm】  



友人たちと東近江市五個荘金堂地区へ。
午前中もう一枚ポイントを探す。白壁と舟板張りの土蔵が続く町並は見応えがあり、描きたい構図が多い。ここは、立派な近江商人の屋敷が続く花筏通り。座ったところは、小路のため通行の妨げになったが、町の人の優しさに触れて、「ふる里」の風情を感じながら心地よい気分で描いてみた。


東近江市 五個荘 金堂の町並   2016.10.18    【28×39cm】  



友人たちと東近江市五個荘金堂地区へ。
初めて来てみたが、近江商人の発祥地、どこか懐かしい日本の原風景を感じるような町並。平成10年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
描くポイントが沢山あり、迫力があって圧倒されたが、最初は寺前・鯉通りの水路沿いで描いてみた。


大津市 比叡山 延暦寺 大講堂  2016.8.9   【29×38cm】  



友人たちと世界文化遺産 比叡山 延暦寺へ。
この日は、延暦寺での初めてのスケッチ。帰りのシャトルバスの時刻が近づいてきたので、バス停へ向かう道すがら、来た時気になっていた五色の幕で彩られた大講堂を最後に描いてみた。
避暑を求めた今回のスケッチは、気温も低く気持ちよかった。ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで元来た八瀬に降りて帰路に着いた。


大津市 比叡山 延暦寺 東塔と阿弥陀堂  2016.8.9   【29×38cm】  



友人たちと世界文化遺産 比叡山 延暦寺へ。
延暦寺は、東塔、西塔、横川の三地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺という。シャトルバスがこれらを結んでいる。一日で全部を回ることは困難。影が少し長く伸びる時間帯になり、引き続き東塔地域を散策し、東塔と阿弥陀堂あたりへ。
木陰で構図が良かったが、神社仏閣はバランスや曲線のデッサンがつくづく難しいと思った。


大津市 比叡山 延暦寺根本中堂その2  2016.8.9   【28×39cm】  



友人たちと世界文化遺産 比叡山 延暦寺へ。
1200年前伝教大師最澄の教えの根本は、「個々が思いやりの心をもって一隅を照らす人になる」。後世このような教えに基づいて、さまざまな高僧が比叡山で修行したようだ。

延暦寺は余りに広範囲なので、移動せずに根本中堂でもう一枚。日陰探しには苦労しない避暑スケッチ。後でパンフレットなどで確認するとこの構図が使われていたが、なかなか思うようにいかなかった。


大津市 比叡山 延暦寺根本中堂  2016.8.9   【38×57cm】  



友人たちと世界文化遺産 比叡山 延暦寺へ。
京都八瀬から叡山ケーブル、ロープウェイを乗り継いで山頂到着。下界との差は5度くらいあり、まさに避暑スケッチ。
シャトルバスで東塔(とうどう)地域まで。一枚目は、国宝 根本中堂正面の急な石段の上から生い茂る木々の合間から。木陰はさらに山の涼に癒されるようで最高。
今秋から「平成の大改修(約10ヵ年)」に入るため、当分この風景には出会えない。





近江八幡市 安土町 北川湧水あたり   2016.7.23  【28×39cm】

この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で初めて安土を訪問。
まだ陽が高く、帰りの列車まで時間もあるので、もう一つの湧水「北川湧水」あたりへ。ここにも湧水口には地蔵堂があり、夏休みに入った子供たちが水遊びに夢中。描いていると遊びの途中に絵をのぞきに来ては楽しんでくれた。
帰りに子供たちと一緒に足を湧水に浸けると冷たくて最高。安土の歴史を感じる一日だった。
(出来はイマイチながら、場所の紹介のため掲載します。)


近江八幡市 安土町 音堂川湧水あたり  2016.7.23   【28×39cm】  



この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で初めて安土を訪問。
午後もレンタサイクルでポイント探し。安土城跡に上り俯瞰を描こうと思ったが、体力と時間的なことを考えて断念。
ここは音堂川(おとんどがわ)湧水、清水が自噴していて後ろを振り返ると、湧水口と地蔵堂もあり、大きな鯉がたくさん飼われていた。水が冷たくて気持ちいい。一層のこと、身体ごと浸かりたい。北を向いたこの風景が気に入った。


近江八幡市 円山町 西の湖 夏  2016.7.23   【38×57cm】  


この日は、ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で初めて安土を訪問。
駅前の観光案内所でスケッチポイントを聞くと、点在しているのでレンタサイクルにした。
午前中は西の湖方面を走ってみたが、ヨシが茂っていい構図が見つからない。結局先端の円山町まで来てしまった。
久しぶりに大き目の紙に夏の水郷風景を。気温が上がり、天気も良くなりそのうえ日陰がない中でゆっくり描けなかった。


米原市 旧醒井郵便局   2015.8.29    【28×39cm】  


中山道六十一番目の宿場、米原市の「醒井宿」。
午後4時を回り、醒ケ井駅に戻る道すがら、ヴォーリズの設計による木造2階建ての擬洋風建築がありこの日の最後にした。
大正時代に建てられ、昭和48年まで醒井郵便局であった。現在は醒井資料館として活躍。
街道に溶け込んで町並の風情を醸し出していて気に入った。


米原市 醒井宿と梅花藻その2   2015.8.29    【28×39cm】 


中山道六十一番目の宿場、米原市の「醒井宿」。
梅花藻の浮かぶ地蔵川沿いで描いた後、もう少し下がったところで、再び清流と梅花藻に魅せられた。
この時期は百日紅も花を添えてくれて絵にしたかったが、上手く表現するのはなかなか難しい。


米原市 醒井宿と梅花藻その1   2015.8.29    【28×39cm】 


中山道六十一番目の宿場、米原市の「醒井宿」。
街道に並行して地蔵川が流れ、川を挟んで町家があるため橋が架かっている。水面には水温が年間14℃前後の清流にしか生息しない「梅花藻(ばいかも)」が群生し浮かんでいて、沢山のカメラマンがシャッターチャンスを狙っていた。
そんな光景を横目にこちらは木陰で涼しいスケッチとなった。


米原市 醒井宿・街道  2015.8.29    【38×57cm】 


この日は、友人たちと少し足を伸ばして、旧中山道六十一番目の宿場、米原市の「醒井宿」に来てみた。
街道沿いには、平成の名水百選になった「居醒の清水」を源とする清流・地蔵川が流れ、川面の上には梅の花そっくりな水中花「梅花藻(ばいかも)」が咲いて涼しげだった。
初めて訪れたが、町並には往時の雰囲気が充分残っていて感じがいい。木陰を選んで一枚描いてみた。


大津市 坂本 門前町界隈 その3  2014.6.21  【約29×38cm】


心配していた雨も、なんとか帰る時間までもってくれてよかった。
電車の時間までの小一時間、日吉大社に向かうメインストリートから琵琶湖を見下ろして描いてみた。
左手は、大将軍神社、生源寺、そして遠くに対岸も見える構図、最後にラフな感じになった。


大津市 坂本 門前町界隈 その2  2014.6.21  【約29×38cm】


石積みの門前町を描こうと、もう少し散策してこの何気ない閑静な風景を見つけた。
通りが下って、琵琶湖の遠く対岸には、高さ432m、野洲市の三上山(一般的には近江富士と呼ばれている)を望むことが出来た。


大津市 坂本 門前町界隈   2014.6.21    【約29×38cm】


この日の午後は、門前町の風情のある景色を描いてみた。絵になる構図、右手の町並は以前に比べリニューアルされたようだったが、心配していた梅雨空は青空も見えて気持ちよく描けた。


大津市 坂本 蕎麦屋の前から  2014.6.21  【約29×38cm】


ちょうどこの通りの奥から描いた後、右手に蕎麦屋が位置する構図で2枚目を描いてみた。通りは向こう側へ下っているのでその感じを出せるようにしてみたが。

(歴史のある町並が好きで描いていますが、少しでも、ノスタルジー(郷愁)を感じていただけたらなあと思っています。)


大津市 坂本 蕎麦屋の通り  2014.6.21  【約29×38cm】


この日は、友人たちと坂本を訪れた。10数年ぶりだと思う。このあたりは、延暦寺の僧侶の隠居坊のお寺が並ぶ石積みの門前町。
1枚目は、空模様も不安定なようなので、昼食会場の「本家鶴?そば」に程近い風情のある通りを描いてみた。


近江八幡市 八幡掘・春 その4  2014.4.19  【約38×57cm】


午後3時を回り、日差しもなくなり少し冷えてきた。帰りのバスの時刻までと思い、今度は白雲橋から明治橋あたりを描き始めたが、手がかじかんできた。
折角持ってきたので、大きめの水彩紙を使って仕上げたが、本当に身体まで冷えてきた。
京都駅まで帰り、皆で講評会に温かい飲み物とともに盛り上がった。


近江八幡市 八幡掘・春 その3  2014.4.19  【約28×39cm】


堀端の春を描きに来たので、今度は明治橋の上から東の白雲橋あたりを描いてみた。
八幡掘めぐりの屋形船が行き交い、白壁の土蔵が立ち並ぶ情緒あふれる景色を、船の上から満喫されていた。


近江八幡市 八幡掘・春 その2  2014.4.19  【約28×39cm】


堀端沿いのお店で、「近江牛赤の他人丼」を食べた後、明治橋を望んで描いてみた。
偶然、絵画グループの知人お二人にお会いし、描きながら楽しいスケッチ談義となった。
堀の両岸は、桜で春を告げると、5月中旬から6月中旬にかけては、菖蒲が花を添えてくれて、四季折々楽しめるところ。


近江八幡市 八幡掘・春 その1  2014.4.19  【約28×39cm】


この日は、友人たちと少し遠出をして近江八幡まで。天候に恵まれてポカポカ陽気、皆で「日頃の行いがいいから・・・」とか言いながら、桜の花弁は散ったが、ほんのり色が残った八幡掘界隈を描いてみた。
観光客も多くて賑わっていた。  気持がいい〜季節を満喫させていただいた。


長浜市 雪見船 伊吹山遠望   2014.2.5  【約28×39cm】


天気予報「雪」を聞き、思い立って浜大津港に来た。
「びわ湖 縦走 雪見船」に乗船し、船上からの雪景色を期待したが、琵琶湖も吹雪けば大荒れの海のようで、船も大揺れ、スリル満点だった。長浜港に到着間際やっと晴れ間が現れ、遠くに伊吹山を望むことができ、一枚描いた。


長浜市 北国街道 安藤家あたり   2014.2.5  【約28×39cm】


「びわ湖 縦走 雪見船」で長浜に来た。帰りはJRでと決めて、短い滞在時間の中で、ちらつく雪の中を散策した。
北国街道の北側から描いた後、少し南に下がり、左に1905年建設の長浜市歴史的建造物、安藤家あたりから描いてみた。風情が感じられ、いい構図だった。


長浜市 北国街道 常夜燈あたり   2014.2.5  【約28×39cm】


天気予報は雪、滋賀県大津港から「びわ湖 縦走 雪見船」に乗り長浜港までの2時間半の船旅。
ねらいは、船上からの比良山地などの雪景色だったが、吹雪かれて断念した。
目的地の長浜では、盆梅展があったり、初めての町並散策だったので、見て回った。
雪がちらついて雰囲気は最高。3時間余りの滞在時間、メインストリートの北国街道あたりを描いてみた。

近江八幡市 その3 八幡掘端    2013.10.21  【約19×28cm】


白雲橋の下から、かわらミュージアム方面を描いてみた。いい天気、堀端界隈も秋色になってきた。絵手紙の方々と少しお話をすることができて楽しかった。

近江八幡市 その2 八幡掘秋   2013.10.21  【約19×28cm】


何度か描いているが、この季節はなかったと思う。絵のグループの方々が近くで描いておられて
お邪魔した。お話すると先生は私と同じ枚方の方とのこと。近くにはおられなかったので、お会いすることは出来なかった。皆さんいい絵を描いておられた。

近江八幡市 新町通り 郷土資料館あたり  2013.10.21  【約19×28cm】


ちょっと近江八幡に立ち寄った。久しぶりに八幡山城下の八幡掘や歴史のある町並をスケッチ。
午後から暑いくらいの天気になり、観光客で賑わっているメイン通りを立ち描きしてみた。

長浜市 西浅井町 月出の集落 その2  2007.9.3  【約28×38cm】


月出の集落は、10数軒の小さな漁村。道の先は奥琵琶湖。滞在している間、人影の少ない静かな集落であった。
ここを描く前に、20分くらい山道を上がると、奥琵琶湖パークウェイに出て、そこに月出展望台があったが、木々がおい茂って、この月出の集落を望むことはできなかった。

長浜市 西浅井町 月出の集落 その1  2007.9.3  【約28×38cm】


リンクさせていただいている村木美彦さんが、先日描かれたのを拝見して、私も描いたところだと思った。
実は、以前にぐるーぷぐれいおぶぐれいのスケッチ旅行で描いたものだが、スケッチ場所を「湖北」としか、裏面に書き記していなかったので、村木さんのおかげで特定できました。感謝しています。
月出の集落は、奥琵琶湖の10数軒の本当に小さな漁村で、ひなびた感じ。だけど、どこか郷愁を感じたことを覚えている。

近江八幡市 八幡堀端 2012.6.23  【38.0×57.0cm】


八幡堀は、安土桃山時代に豊臣秀次が築いたもので、琵琶湖と繋がっていて、舟が行き来しており、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
白壁土蔵の建物が建ち並び、心が安らぎ、情緒あふれる風景です。ぐるーぷの定例スケッチ会で描いたものであるが、紫陽花が見ごろを迎えてポイントになった。

近江八幡市 八幡堀あたり 2012.6.23  【28.5×38.0cm】


八幡堀沿いの町並は、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
3年ぶり、梅雨の晴れ間の天候に恵まれ、気持ちよく描くことができた。菖蒲や紫陽花がちょうど見ごろを迎え、花を添えてくれた感じでうれしかった。
ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で描いたものである。

高島市 畑の棚田 2010.3.20  【38.5×57.0cm】


ぐるーぷぐれいおぶぐれいの定例スケッチ会で、午前中は湖西線で新旭まで行き、午後は近江高島まで戻り、畑の棚田まで行って描いた。
「日本の棚田百選」に滋賀県で唯一指定された地区であり、初めての場所なのに感動した。

近江八幡市 八幡堀あたり  2009.3.21  【28.5×38.5cm】


八幡堀は、全長4,750mである。1585年豊臣秀次が、八幡山に城を築き開町したことに始まり、当時は活気づいていたが、現代になってからは忘れ去られ公害源となりだした。
そこで、1980年頃から市民運動により、今の美しい状態に甦ったようである。
「ぐるーぷぐれいおぶぐれい」の定例スケッチ会で描いたものである。

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